シバザクラは、ひとつひとつはとても小さい花ですが、広大な大地に群生する風景は、まるで絨毯を敷き詰めたかのように見事です。
桜の花の形にも似ていることや、開花期以外にはまるで芝生のような葉っぱが生え広がることから、芝桜(シバザクラ)と名付けられたそうです。
花色も富んでいてピンク色系でも濃いものから淡いもの、白色系なら青白いものから真っ白なもの。
ほかにも青色や紫色、複色(筋模様入りや絞り模様)などたくさんありますが、花言葉はどんなものがあるのでしょうか?
出典 http://blog.goo.ne.jp/cyaz/e/526291c842ae4ecd50073b4d056347ab
シバザクラは花言葉が多い?
シバザクラのびっしりと敷き詰められた光景は、まるでカラフルな絨毯のようです。日本にはシバザクラで有名な公園がたくさんあります。
その圧巻的な美しい空間に一歩踏み入れるだけで、見に来た人の心まで染めてしまいます。
そんなシバザクラの存在感に染まってしまう気持ちを表すかのように、花言葉の最初に出てくるのが『合意』『一致』です。
ほかに花言葉がたくさんあるというシバザクラについて、色との関係性も調べてみました。
炎のような情熱!
シバザクラの英名はmoss phlox(モスフロックス)=苔状のフロックスという意味から付けられています。
このフロックスは、ギリシャ語のphlogos=炎を意味する言葉が由来とのこと。
白色や青色系のシバザクラは静かな炎を想像させます。
可憐な姿の中に情熱的な思いがあるようなことから、白色や青色のシバザクラは『燃える恋』『きらめく愛』という花言葉で表しています。
うらはらな気持ち・・・
シバザクラの中でも濃いピンク色は『私を拒否しないで』という花言葉です。色が艶やかなだけに、積極的なイメージの花言葉ですよね。
反対に淡いピンク色のシバザクラは『臆病な心』という花言葉になっています。
同じピンク色系でも色の雰囲気通り、真逆の意味になっています。
シバザクラの性質が由来の花言葉
シバザクラは寒冷地や乾燥した土地といった場所でも、地面を這うように花を咲かせ、圧倒的な繁殖力で小さな花を増やしていきます。
そんなシバザクラには『忍耐』『一筋』『誠実な愛』『希望』などの花言葉もあります。厳しい環境にも負けない健気さと、小さくても強い生命力があり花を増やしていく姿が由来と考えられます。
そのほかにも『温和』『協調』といった花言葉も持っています。
たくさんの種類のシバザクラが一斉に咲きひとつの風景を織りなすことから来ている花言葉なのでしょう。
まとめ
別名『花詰草』ともよばれるシバザクラ。
まさしくたくさんの花々が敷き詰められています。そしてシバザクラで彩られたひとつの公園には数えきれない小さいシバザクラの花が咲いています。
人はみんな違う個性があるように、同じシバザクラにも奥ゆかしかったり、激しかったりといったたくさんの花言葉が出来たこともわかるような気がします。
この春美しく咲き誇るシバザクラの見事な花絨毯を、ぜひ花言葉を感じながら見に訪れてください。