海にクラゲが出る時期はいつから?人を刺すクラゲの種類と予防方法

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あなたは海でクラゲに刺された経験がありますか?家族や友人達の中には「はい」と答える人が一人はいるのではないでしょうか?

マリンレジャーといえば、なんといっても海水浴!磯遊びやシュノーケリングや、ボディーボードやサーフィン、スキューバダイビングなど夏以外に楽しめるレジャーだってたくさんありますが、楽しいハズだったマリンレジャーを台無しにした憎いやつはいったいどんな姿をしているのでしょう?

今回は海に出るクラゲの時期と、種類や予防方法について紹介します。

目次
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クラゲが多く出る時期

クラゲは一年中海にいますが、水温が上がるお盆明けから10月くらいまでが最盛期です。

クラゲの一生

ゆらゆらと海を漂っているイメージのクラゲ。その姿はクラゲの成長段階の最終の姿です。クラゲの成長の段階のひとつに「ポリプ」と呼ばれる時期があります

ポリプはイソギンチャクのように岩や海藻に付着して生活をしていて、プカプカ泳ぐことはできません。

やがて3ミリほどに成長し、くびれができはじめ、上から一枚ずつはがれて分裂。ちいさなクラゲの誕生となるのです。その時期が水温のあたたかくなるお盆明け、というわけです。

人を刺すクラゲの種類について

人を刺すクラゲはたくさんいるのでしょうか?代表的なものをあげてみました。

刺されると命の危険にかかわるクラゲ

・カツオノエボシ

特徴:青い浮き袋のような形をしていて大きさは10センチ程、触手の長さ10メートル以上
痛み:電気にうたれたような激痛がはしり、赤くミミズ腫れになる
場所:太平洋側の温かい海

潮の流れや風にのって、浅い海までやってきます。
砂浜に打ち上げられ、死んでいても素手でさわると毒にやられてしまいます。

・ハブクラゲ

特>:10~12センチ程で触手の長さは1.5メートル程度、半透明で見つけるのがむずかしい
痛み:焼けつくような激しい痛み、赤くミミズ腫れになる場所

波のおだやかな砂浜や入り江などで被害がみられます。半透明なからだで、水中ではメガネをしていても見つけるのが難しいのでクラゲ防止ネット内で泳ぐようにしましょう。

ハブクラゲに限り、刺された時の処置としてお酢をかけます。

一般的なクラゲ

・ミズクラゲ(別名 ヨツメクラゲ)

特徴:15~30センチで、傘のなかに4つの円がみえる痛み:毒性は強くなく、ほとんど無害だが人によってはピリピリとした多少の痛みを感じる。
場所:日本中の海でみられる

大量発生して漁業に被害をもたらすなどの問題になることがあります。ペットとして飼育する。など人気のあるクラゲでもあります。

・アンドンクラゲ

特徴:2~3センチで触手の長さは20センチ程の小型のクラゲで、立方体の傘から4本の触手がのびている
痛み:びりっと強い痛みがあり、赤く線状にミミズ腫れになる
場所:一般の海水浴場で暖かな浅い海でよくみられる

「クラゲに刺された」という場合、このクラゲがほとんどです。
病院に行くほど重症でなくても応急処置をしてステロイド系軟膏などで手当てをしましょう。

・カギノテクラゲ

特徴:2センチ程で触手の先端が鉤のように折れ曲がっている
痛み:痛みはそれほどないので刺されたことに気づかないことが多い
30分から1時間ほど経過して全身症状があらわれることがある
場所:日本列島全域で、岩場の海藻が茂る場所に多い

カギノテクラゲは神経毒をもっています。ひどい関節痛や筋肉痛、しびれ、呼吸困難などの全身症状をひきおこすことがあるので注意したいましょう。

クラゲに刺されないための予防策とは?

残念ながら完全に予防できる対策はありません。

しかし1度クラゲにさされた経験のある人が2度目にさされると、アナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

何もしないより、出来るだけの手を打ちたいですね。

1.なるべくクラゲ防止ネットのある海で遊ぶ
ネット際は危険なので近寄ってはいけません。

2.肌の露出を少なくする
長袖のTシャツやスパッツ、ラッシュガードを着用しましょう。

3.クラゲ予防ローション「セーフシー」をぬる
これをぬっていれば絶対安全ということはないのですが、日焼け止で
もあるので試してみてはいかがでしょう?

ラッシュガードからでる部分、首や足首などにぬるのがお勧めです。

もし、あなたのまわりの誰かがクラゲの被害にあってしまったら、あわてず対処してください。何でもかんでもお酢をかけてしまったりすると『即病院!』という事態にもなりかねないのです!

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