夏祭りの定番はなんといっても金魚すくい。ポイを破かずできるだけ多くの金魚をすくいあげるにはちょっとしたテクニックが必要。そこでこれだけはおさえたい金魚すくいの基本から友達をアッといわせる裏ワザまでここに紹介!
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金魚すくいをはじめる前に。ポイとお店、そして金魚の見極め方
出典 http://livedoor.blogimg.jp/vivit2008/imgs/0/7/077166c6.JPG金魚すくいを極めるには、テクニックの他にもポイとお店、そして金魚の見極めがカギとなります。
ポイとはプラスティックの枠にはり金に薄紙を張った金魚をすくうための道具。実は大きさや厚さが微妙にちがい、大きなポイがよいわけではなく、子供用の小さなポイの方が少し厚めで断然有利です。
大人でも小さなポイをもらえるかはお店によりますが、ダメモトで聞いてみるとよいでしょう。また、当然、ポイにシワがあったり汚れていたら交換してもらいましょう。
次にお店選びですが、水槽に小さな金魚がたくさん泳いでいる店は、子供でもわりとラクに金魚がすくえるでしょう。金魚が酸欠状態で弱っているようならばなおさらすくいやすく、反対に活きのいい元気な金魚がハイスピードで泳いでいるようなお店は避けた方が無難です。
また小さめのポイを使っているか、料金が妥当な価格かも見極めのポイントですね。
最後に金魚そのものは、小さめで水面あたりを泳いでいるのを狙いましょう。なかには大きな金魚もみかけますが、これはカモフラージュともいえ、大きさと重さでポイが簡単に破れてしまうので無理はしないことです。
なお、水面あたりの小さな金魚は弱っていることもあるので、家に持ち帰っても長生きしないのは覚悟しておきましょうね。
金魚すくいの基本
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金魚すくいで一匹もゲットできずに終わった経験、ありませんか?
基本のキとしては、まずポイで金魚を追わないこと。罠をかけるようにポイを水に沈めてうまく金魚が入ってきたらユックリと引き上げればいいのです。
最初のポイの沈め方は、水面に対して角度20~30度と浅めにユックリと入れます。これでいきなり破れることなく、しかも耐久性がでますよ。なお、ポイにも裏表があり、紙が張られている面を表とすれば比較的長持ちするでしょう。
次にすくい方ですが、金魚がポイにかかったら60度に傾けてヒョイっとすくいましょう。
金魚の進行方向をふさげば金魚はおとなしくなるので、頭からすくうようにします。金魚の全身をポイに入れる必要はなく、むしろ尾びれを外した方がいいともいわれています。
ちなみにすくい上げる際、ポイの角度を60度とするのは、金魚の重さが半分になる法則があるのです。
注目をあびること間違いなし!金魚すくいの裏ワザとは?
最後に友達もアッと驚く裏ワザを2つ。
ポイを破かないように、できるだけ長持ちさせるテクニックとして、まず水に沈める前に顔の汗をポイに塗ると耐久性がアップします。
次に金魚は暗い部分に集まり大人しくなる習性があるので、自分がライトの下にポジショニングするかうちわなどで影をつくるかで、金魚を手元に集めてから始めるといいですよ!
金魚すくいは手元のテクニックだけでなく、ポイやお店、狙うべき金魚の見極め方も重要なのです。そう考えるととても奥が深く、子供だけでなく大人も本気で楽しめるゲームなのですね!