袴スタイルは女の子たちにとって、一度は着てみたい憧れの和装です。
しかし卒業式や成人式など、限られたシーンでしか着る機会がないとも言えます。ではレンタルの方がいいのでしょうか?
それとも通販の方が安いのでしょうか?
ここでは袴スタイルのレンタル、または通販購入といった、どちらの場合でも満足できるものを準備するための、相場とポイントをご紹介していきます。
出典 http://img.barks.jp/image/review/1000038726/003.jpg
袴・振袖セットのレンタルの相場や価格は?
ネットで検索するとたくさんのお店が、卒業式の袴スタイルのレンタルについて、豊富な品ぞろえとサービスを提供しています。
レンタルする場合、着付けやヘアセット、メイクアップなどサービスの内容によって価格にも違いがでてきます。
実際にかかった金額の相場はだいたいどれぐらいなのでしょうか?マイナビの調査では以下のような結果となっていました。
・レンタルの総額にかかった金額(多い順で上位3位までをピックアップ)
1位 5万円以上・・・42.2%(平均金額は66,772円)
2位 3万円~4万円未満・・・17.5%
3位 4万円~5万円未満・・・12.8%
総額として見た場合の相場としては、3万円~5万円といったところです。
では。そのうち袴代と振袖代だけでかかっているのは、どれくらいなのでしょうか?
・袴代、振袖代にかかった金額(多い順で上位3位までをピックアップ)
1位 3万円~4万円未満・・・23.2%(平均金額は31,108円)
2位 5万円以上・・・19.2%(平均金額は88,679円で高額のものだと80万円以上)
3位 2万円~3万円未満16.6%
引用 http://student.mynavi.jp/freshers/q_a/2009/09/post_474.html
袴だけを借りる場合は1万円前後、色によってはもう少し高いもの逆に安いものもあります。
しかし相場も年々変わっているようですね。スマホの普及によりネット検索する人の割合もどんどん増えることで価格競争は必至となっているのでしょう。
呉服店よりネット通販が安いのはなぜ?
インターネット通販で購入すれば、袴はレンタルするよりも格安のものもあります。
例えばオーソドックスな無地のものなら3000円前後でもありますし、刺繍やぼかしの入った袴でも4500円~10000円前後となっています。
素材も今はほとんどのものがポリエステルです。通販だから安い=物が悪いのではなく、ポリエステルという素材の正当な価格はこれぐらいなのです。
それは呉服店であっても、素材は同じポリエステルのものが主流です。呉服店が高いのではなくてネット通販が激安なのです。
振り袖や袴のレンタルする際の注意点
ではレンタルすると決まったら、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?まずは何が必要なのかを事前にきちんと調べておくことが大切です。
どちらが安いかを見極めよう
例えば成人式を迎える時に、振袖を購入しているような場合は袴単品のレンタルで大丈夫ですし、小物類もひと通り持っているのであれば不要です。
ただしセットで借りる方が、単品で借りるよりも価格が割安に設定されていることがありますので、どちらの方がお得かを見極めるようにしましょう。
安すぎるのも危険
レンタル内容の小物類などが充実していて超安値というものは、肝心の袴や振袖がとても安っぽかったり、デザインの良いものがなかったりする場合も中にはあるので注意しましょう。
レンタル期間や返却方法を確認
レンタル料金の支払い方法については、申込み時に手付け金を払って1週間以内に残金を支払うというパターンが多いようです。
レンタル期間についても式前後の予定を考え、少し余裕をもった日数で借りる方が良いです。
どちらについても、レンタルするお店によって条件や決まりが違いますので、そのあたりも気を付けて借りるようにしましょう。
自分好みにこだわりろう
振袖と袴選びは、高級感よりも色合わせが大事です。
予算内でお気に入りのものが見つかるかどうか、選ぶ時の最大のポイントとなるでしょう
振袖の場合は、袴より色や柄やデザインも気になりますし、素材もこだわると価格はどうしてもピンキリになってきます。
そして人気の色やデザインの良いものなどは、早くに無くなってしまう場合もありますから、レンタルの検討と予約はお早めに!
今さら呉服店を利用するメリットはある?
ネット通販で激安に買える今、呉服店で購入するメリットとはなんでしょうか。
ネット通販の特徴が簡単さとリーズナブルさならば、呉服店はデザインの良い多くの品揃えと、アフターサービス&ケアーという点が特徴かもしれません。
呉服店は安心が最大の売りで、通販は安価が最大の売りと言えるでしょう。
思い切って新品を購入するのもよし
袴と振袖をそれぞれで考えてみた時、振袖は卒業式、友達の結婚式、お見合い等これからも着ることも多いでしょう。
これを機会に思い切ってちゃんとしたものをひとつ購入するのもいいかもしれません。
逆に袴は限られたシーンでしか着る機会がないように思いますから、レンタルが向いているでしょう。
みなさんそれぞれ重視する点、思いを込める点が違うと思います。予算とも相談しつつ自分に合ったオンリーワンのスタイルを選んでくださいね。