卒業式を袴姿で迎えるなら、やっぱり袴用ブーツ?
ブーツにするなら色選びや丈の調整が必要になるので、事前準備が大切ですよ。
古風な草履だってすてがたいですよね!
どちらの袴姿もすてきなので、それぞれ購入する際の注意点を把握して、
状況にあわせて選択するのが1番ですよ。
悩めるあなたに代わって、袴用ブーツの色の選び方と注意点をまとめてみました。
出典 http://www.studionuts.net/DSCF0590.jpg
袴用ブーツの色の選び方
卒業式の袴姿にブーツというスタイルは、大正時代ロマンを感じるスタイリッシュな姿を作ってくれます。
とはいうものの、ブーツなら何でも似合うというわけではありません。
特に卒業式はフォーマルな場なので、黒や濃い茶色をお勧めします。
今は、「袴用ブーツ」として販売されているブーツも数多くありますが、袴用ブーツでなくても、袴の雰囲気を壊さなければ大丈夫です。
袴の丈はどうする?
ブーツを履くときは、袴の着付けは裾丈を短めにします。
歩いて裾が上がっても見えない位置を考えると、筒丈はだいたい15cmくらいが無難でしょう。
あまり短すぎると素肌が見えてしまって、せっかくの袴姿が台無し!
ヒールの高さは何センチ?
ヒールの高さは、8cmくらいが目安です。
ピンヒールやロリータ靴のような厚底のもの、ポックリみたいなストームのものなど、あまり極端なものは避けましょう。
ヒールがあまり高くなりすぎてしまうと、歩きにくく、袴姿らしい清々しさがなくなってしまいます。
ブーツ選びで大事なこと
もっとも重要なことは、ブーツのシルエット。
すっきりタイトなものを選びましょう。ムートンブーツのような寸胴な形だともっさりしてしまいます。
大正ロマンの「ハイカラさん」をイメージして、編上げのタイトな形が、袴姿をキリリと引き立ててくれますよ。
お手持ちのブーツに編上げブーツがなくても、タイトなシルエットでしっかり「足首」のあるものを選びましょう。
卒業式の袴にはやはり草履を選ぶ?
卒業式の袴姿に合わせるのはブーツが主流で、草履はあまり履かれないものと思いがちですが、そんなことはありません。
半数以上の方は袴に草履姿で卒業式に出席されています。
草履は、キリットした正装というイメージが強いのでしょう。ふだん履くことがないからこそ草履で、というのも素敵ですね。
草履姿なら、袴の丈は長めになります。身長が低い方は、袴の着付けで裾丈を短く着ることが難しいので、草履の方がバランス良くなりますよ。
袴とのバランスや、卒業式のスケジュールに合わせて選択を!
卒業式の袴姿でブーツを履くか、それとも草履を履くか。どちらにするかで袴を着付ける際の裾丈が変わってきます。ブーツは短く、草履は長く。
身長で着付けも変わるので、実際に袴を着付けてもらって、裾丈が調整できるか確認しましょう。
そのうえでブーツにするか、草履にするか検討することをお勧めします。
また卒業式当日のスケジュールやお天気も考えましょう。
雨や雪の多い地域の方や、遠方へ出かける必要があるならば、ブーツの方が楽なのではないでしょうか。
履物を頻繁に脱いだり履いたりする場合であれば、草履の方が都合が良いかもしれません。
あなたにとって、袴姿の卒業式は大切な思い出となる大イベント。早めに準備して、素敵な袴姿でお出かけくださいね。