毛虫に刺された場合の症状と薬の選び方!腫れや痒みの対処法とは

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葉桜の季節になると桜の木の下には大量の毛虫の糞が落っこちており、いやな気分になりますよね。

夏に近づくにつれて増えていく毛虫。特に、服の上などに毛虫が落ちてきたときはもう・・・。中には、「毛虫に気づかずに触ってしまった」や「毛虫に刺された!」という人もいるのではないでしょうか。

毛虫に刺されてしまった場合、適切な処置を行わないと、かゆみが止まらなかったりと大変なことになりかねません。今回は、そんな毛虫に刺された場合の症状と薬の選び方についてご紹介します!

目次
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毛虫に刺された場合の症状

毛虫に刺された場合の症状ですが、刺されてしまった毛虫によって症状が異なりますので、種類別に紹介しますね!

イラガ類
イラガに刺された場合、電気を浴びたような痛みを感じます。表現しにくいのですが、ピリピリとした痛みです。

ドクガ類
ドクガの場合は、イラガのようなピリピリとした痛みはありません。刺された痕は、赤くはれ上がり、かゆみが数週間にわたって続きます。

カレハガ類
カレハガの場合は、刺されたときに激痛を感じます。大きくはれ上がりかゆみもでますが、痛みと腫れはすぐに治まり、かゆみも2週間程度でひいていきます。

ほかにも種類がいますが、代表的な例を紹介しました。中でも、イラガとドクガは、毒の針を持っており、刺された後に適切な処置をしないと、炎症が広がってしまう恐れがあります。注意が必要ですね。

毛虫に刺された時の薬の選び方

毛虫に刺された場合、「かゆみ」や「腫れ」が出てきてしまいますよね。そんなかゆみや腫れを鎮めるために、あなたは薬を使いたいと考えるかもしれません。しかし、それは待ってください。

市販薬は逆に危険?!

市販薬でも、毛虫に刺されたとき用の薬が販売されているのですが、場合によっては炎症がひかずに、長引いてしまうということも考えられます。

そのため、毛虫に刺されてしまった場合は、まず市販薬に頼るのではなく、皮膚科を受診することをおススメします。

皮膚科で処方してもらった薬の方が、刺された毛虫の種類に合っていますので、すぐにかゆみなどを鎮めることができますよ。

どうしても市販薬に頼るほかないという場合には、お店にいる「薬剤師」に相談をしてください。薬は何種類も存在しており、自分では何を買ったらいいかわからない時がありますよね。

そういう時は、薬剤師に相談することで、適切な薬を選んでくれますので、一度相談することをおススメします!

腫れや痒みの対処法

皮膚科を受診する前に、腫れや痒みの症状が出てきた場合の対処法をご紹介します。

① 皮膚から毛虫の針を抜き取りましょう
かきむしった場合、毛虫の針が皮膚の奥に入って行ってしまい、余計に悪化させてしまう恐れがあります。

そのため、刺された場所をガムテープか何かで覆い、針を引き抜いてください。多くの場合、目に見えないほどの小ささのため、ガムテープなどで引き抜いた方が確実に取れます。

ガムテープなどがない場合は、流水で流しても問題ありませんし、目に見えるほどの大きさであれば、ピンセットなどで抜いてもかまいません。とにかく、毛虫の針を引き抜くことが重要ですよ!

② 腫れある場合の対処法
腫れが出ている場合は、氷で冷やすことが最適です。かゆみ止めの効果があるステロイド軟こうを塗っておくことも良いでしょう。

毛虫の刺された症状は、すぐに出てくるのではなく、1日~2日後に出てくることも多いので、すぐには分からないことが多いです。

腫れや痒みは人にうつるの?

毛虫に刺された腫れや痒みはうつるのでしょうか。答えは「ノー」です。

先ほどもご説明しましたが、毛虫に刺された症状は「針が刺さったこと」が原因で生じてきます。そのため、お風呂などで、他人にうつってしまうということは一切ありません。

洗濯時は要注意!!

ただし、洗濯は別にしてください。なぜなら、「毒針が衣服についている可能性がある」からです。そのまま、ほかの洗濯物と一緒に洗濯をしてしまえば、ほかの衣類に毒針がうつってしまい、感染を広げてしまう恐れがあります。

洗濯だけは別に行い、別々の場所に干すことをおススメします。無用な感染は控えたいものです。少々手間がかかりますが、少し我慢しましょう・・・。

最後にお風呂ですが、特に制限はありません。ただし、刺激があるものは控えてください。

お湯やせっけんの使用は問題ありませんが、刺激のある入浴剤などはなるべく控えてくださいね。治りが遅くなったり、別の皮膚炎を発症してしまうこともありますので。

毛虫に刺されないためには?

毛虫に刺されないようにするためには、長袖長ズボンなどといった「露出を控える」ことが重要になってきます。お庭のお手入れなどをする際には、どんなに暑くとも、長袖長ズボンで行うことがおススメですよ!

ただ、暑いときにはしっかりと水分を取ってください。毛虫に刺される前に熱中症で倒れてしまう恐れもありますので注意してくださいね!

以上です。毛虫はとっても厄介ですよね。お庭の手入れや散歩で余計なお土産をもってくることは防ぎたいものです。

もしも刺されてしまった場合は、きちんとした処置を行い、皮膚科を受診してください。厄介な腫れや痒みを抑えるためにも、きちんと行ってくださいね!

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