凍えるような隙間風や冷気の対策はお済みですか?
冷えた空気が絶え間なく部屋に入り込むと、暖房器具を使っても暖まりにくくなります。不必要に暖房を強めなくてはなりませんし、電気代の無駄使いですよね?
今回は隙間風がどれくらい部屋の温度を奪っているのか調べてみました。ストッパーやテープを使って冷気をブロックする方法をご紹介!
出典 http://cache001.ranking.goo.ne.jp/ranking/images/001/201103/110324_k02.jpg
窓やドアから隙間風や冷気が入ると室温はどのくらい下がる?
隙間風の威力を考えるとき、参考になるのは換気時間のデータです。
6~8畳の部屋だと、窓をこぶし程度すかしているだけで1時間もしないうちに部屋の空気はすべて入れ替わってしまいます。
隙間風の入り口と出口があると、スムーズな空気の入れ替えが起こります。すると部屋の温度はぐんぐん外気に近づいていくのです。
たとえ部屋を温めたとしても、隙間風が入れば換気を行うのと一緒。暖房を止めた途端、1時間もしないうちに室温はかぎりなく外気温に近い温度にまで下がってしまいます。
ストッパーの種類や上手な使い方は?
ドアの隙間をふさぐストッパーというツールがあります。
ドアの下部にある隙間の前に敷くタイプや、カバーのようにドア下部に噛ませたりして使用するタイプがあります。断熱素材でできたストッパーで隙間がふさがるので、冷気を遮断することができるのです。
敷くタイプのストッパーはデザイン的に凝ったものが多いのが特徴です。性能的に言うと噛ませて使うタイプの方が冷気を防ぐのですが、自宅のドアのサイズに合わせてカットする必要があります。隙間がきれいに埋まるようにカットするよう心掛けてください。
いずれもドアの開閉時に若干の引っ掛かりを感じますが、抜群の効果を期待できます。
テープの種類や上手な使い方は?
テープには、隙間風をテープ自体で防ぐタイプのものと、窓のサッシに張って放熱を防ぐものなどがあります。
効果的なのはサッシに張り、保温を高めるものです。サッシが大きな割合で外気との熱の渡し役をしています。窓全体から移動する熱の量の、約4割がサッシを介して放熱しているのです。
テープを張ればその分の放熱を押さえることができ、部屋の保温効果を高めることができますよ!
ドアにテープを張り隙間風を防ごうとすると、接触部分があるのでどうしても剥がれてきてケアが必要になります。ですので冷気はストッパー、断熱はテープと住み分けさせるのがベストな使い方です。
窓とドアの冷気対策いかがだったでしょうか?
ストッパーやテープによる小さな工夫で、保温効果は劇的に変わります。無駄に暖房を強める必要もなくなり、節約にもつながります!
みなさんぜひ試してみてくださいね!