みかんの皮お風呂の作り方!効果と効能とは?肌がピリピリするのはなぜ?

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冬の定番、こたつにみかん。手軽に食べられるのでついつい食べ過ぎてしまいませんか?そしてその後は大量のみかんの皮が出ちゃいますよね。

実はそのみかんの皮はお風呂に使うことができるんです。ここでは寒い冬にピッタリなみかんの皮お風呂の作り方と、効果と効能をお伝えします!

ちなみに肌がピリピリする理由も解説!

目次
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みかんの皮お風呂の作り方

みかんの皮風呂の作り方はどのようなものでしょうか?みかんの皮を使うと言っても、むいた皮をそのままお風呂に入れるのではありません。

用意するみかん

無農薬みかんがあればよいのですが、スーパーなどで普通に購入したものの多くはワックスや農薬がかかっています。

まずはそれをしっかりと水で洗い流しましょう。食べた後でもいいのですが、食べる前の方が洗いやすいです。

みかんの皮風呂の作り方

  1. みかんの皮を剥く
    ちぎったみかんの皮は、ザルや新聞紙などの上に重ならないように広げて1週間~10日、日当たりの良いところでしっかりと天日干しします。
  2. 乾燥させる
    カラカラ、カサカサと音がするくらい完全に水分が飛んだ状態まで、乾燥させます。
  3. しっかり乾燥させたみかんの皮を、1回分の量に分けてガーゼや布に包みます。
  4. お湯の中で皮が出てこないように、しっかりと紐や輪ゴムなどで縛ります。もしくは洗濯ネットなど袋状になったチャック付きのものなら簡単で便利です。

みかんの皮風呂電子レンジで作る方法

もっと早く簡単に作りたいという方は、電子レンジを使う方法もあります。

  1. まずレンジ内のプレートやターンテーブルにキッチンペーパーを敷きます。その上にちぎった皮を、なるべく重ならないように並べてまずは2分、裏返してさらに2分。仕上がりは天日干しと同じような乾燥具合になっていればOKです。
  2. しっかり乾燥させたみかんの皮を、1回分の量に分けてガーゼや布に包みます。
  3. お湯の中で皮が出てこないように、しっかりと紐や輪ゴムなどで縛ります。もしくは洗濯ネットなど袋状になったチャック付きのものなら簡単で便利です。

これをお湯がたまったお風呂に入れてもいいですし、沸かす前から入れておいてもいいです。ちなみに、沸かす前から入れておくと香りがしっかり出るそうですよ。

乾燥させたみかんの皮を、たくさん作って保管しておきたいという場合。

風通しが良くて乾燥した場所に保管しなければ、余計な湿気や水分が原因で虫がわいたりカビが生えたりしますから気を付けましょう。

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みかんの皮お風呂の効果と効能について

みかんの皮、特に温州みかんの皮は漢方薬の『陳皮(ちんぴ)』として昔から使用されています。

陳皮を煎じたり粉にして飲んだりする、と風邪の初期症状に効いたり、胃の調子を整えたり、といった効能があるそうです。

ではお風呂に入れるとどんな効果や効能があるのでしょう?

みかんの皮のお風呂の効果効能

  1. 保温効果
    みかんの皮にはリモネンという成分があります。これが肌の表面に膜を作ることで保温作用となり、入浴から50分ほど保温効果が持続します。冬場は湯冷め防止になります。
  2. 美肌効果
    ビタミンAやCが美肌効果をもたらします。
  3. 体臭予防
    クエン酸が含まれているので、体臭を消す効果もあります。
  4. 精神安定効果
    みかんなどの柑橘系の香りには。テルペイドという精神を安定させる成分もあり、アロマ効果も期待できます!
  5. 洗浄作用
    みかんの皮の成分であるリモネン、ペクチン、クエン酸が残り湯には溶け込んでいます。
    汚れを落とす作用も入っているので、入浴後の掃除にも使えちゃいます!

オレンジ成分配合の洗剤と同じような感じです。

これだけの効果や効能があるのですから、みかんの皮をお風呂で利用しない手はないですよね!

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みかんの皮は乾燥せず入れる?乾燥させる?

みかんの皮を乾燥させず、生のままのお風呂のお湯に入れて使うのはおすすめ出来ません。

みかんの皮を乾燥させることでソラニンが軽減されます。

「ソラニン」という成分は紫外線を吸収し色素沈着を起こし、肌トラブルの原因となる光毒性があります。

入浴後に、このソラニンが日光に当たるとシミになりやすいのです。

ただし乾燥したみかんの皮を使った場合でも、湯船から出たら念のため身体や顔をサッと洗ったり流したりする方がいいでしょう。

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みかん風呂で肌がピリピリするのはなぜ?

みかんの皮の成分であるリモネンに、保温作用と同時にピリピリとした刺激として肌に感じる人もいるようです。

熱いお湯だとその刺激がますます強くなりますから、お風呂のお湯の温度を40度以下のぬるめにしておきましょう。

ちなみにこのヌルめの温度設定は、副交感神経にも働きかやすくなるので、リラックス度も増しますよ。

より成分を抽出させようとして、みかんの皮が入った袋をもんだり、1回に入れる皮の量を多くしたりするのも刺激が強くなってしまう原因です。

みかんの皮を乾燥させることで、ピリピリとした刺激は減ると言われています。

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まとめ

みかんの皮お風呂はもともと敏感肌という人や、小さいお子さんの肌には刺激が強すぎて、赤く腫れるなどの炎症を起こすこともあるようです。

みかんの皮お風呂の効果や効能に個人差があるように、みかんの皮お風呂が合わない人もいると思いますので、刺激が強いなと感じたら決して無理に使用しないようにしてくださいね。

今まで何とも思わず捨ててしまっていたみかんの皮に、こんなパワーがあって、しかも誰にでも簡単に入浴剤が作れちゃうということをご紹介してみました。

今年の冬にみかんを食べたら一度試してみてはいかがでしょう。

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