毎年冬至になると何気なくかぼちゃを食べていませんか?
冬至にかぼちゃを食べる習慣は江戸時代から始まったとされていますが、意味や由来についてご存知な方はそう多くないでしょう。
実は昔の人の知恵がつまったアイディアだったのです。
出典 http://photohito.com/uploads/photo12/user11793/7a24c00097fc94d16b5dbf451ba10bf8/7a24c00097fc94d16b5dbf451ba10bf8_l.jpg
なぜ、冬至にかぼちゃなの?
夏の野菜であるかぼちゃを冬に食べるというの不思議ですよね。おかげでかぼちゃは冬野菜だと思っている人も多いようです。
理由としていちばん言われているのが、冬場の野菜不足を栄養豊富で長期保存がきくかぼちゃを食べて寒さを乗り切ろう!という説です。
かぼちゃにはビタミンAや、カロチンなどの栄養が豊富に含まれて、しかも高カロリーなのでたしかに栄養不足を補うにはぴったりの食材です。
風邪予防の効果があるというよりも、しっかり栄養を取って冬に備えるという昔の人の知恵のようです。
え!?太陽ににてるから?
他にも、「運盛り」や「かぼちゃが太陽に似ているやから」や「黄色が邪気を払うから」など本当にいろんな説があります。
「運盛り」というのは冬至に「ん」がつくものを食べると運気が呼べるということで、かぼちゃは漢字で書くと南瓜(なんきん)なので陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味していて食べられるようになりました。
夏至に「う」がつくうなぎを食べるのと似てますね。
太陽に似ているというのはあまりピンとこないですが、
切り口が太陽に見えるので、冬の寒いなか夏に輝いている太陽の力を集め実ったかぼちゃを、食べて乗り切ろうということらしいです。
冬至のかぼちゃ、地域によってレシピが違うんです
冬至に食べるかぼちゃ料理は地域によって違います。
北海道はおしるこにかぼちゃを入れた「かぼちゃおしるこ」、
東北にはかぼちゃと小豆をいっしょに煮た「いとこ煮」というものを食べます。
地域によってさまざまですが、寒さが厳しい北に行くほどそのこだわりは強いようで、南にいくほどこれを食べるというものはないようです。
関西でもかぼちゃだけを煮て食べる地域が多いなか、京都ではだいこんやれんこんなど「ん」がつく野菜と一緒に煮込むそうです。
諸説いろいろありますが、冬場は生命が終わるといわれていてその中でも太陽の力が1番弱いとされていました。
冬至にかぼちゃを食べることで、その不安を少しでも取り除く無病息災の祈願の意味が大きいのではないでしょうか。
昔の人に習ってかぼちゃを食べて、元気に寒い冬を乗り越えましょう。