アリッサムの育て方や種まきの方法!初心者は苗から育てよう

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アリッサムという花をご存知ですか?ほのかに甘い香りがするので、スイート・アリッサムという名前でも知られていますし、日本のナズナの花と似ていることから、別名ニワナズナとも言われます。

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出典 http://www.yasashi.info/image/photo/d00010dl.jpg

白、ピンク、紫、赤色とあって、可愛くて小さな花をびっしりと咲かせます。開花時期が長くて、花の少ない冬場でも咲くので人気です。

初心者の人にも扱いやすいアリッサムの育て方をご紹介します。

出典 http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/ivy-believe-happiness/cabinet/tane/img55333766.jpg

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種まきから育てるには?

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アリッサムの種をもらったり、買ったりした方に種まきからの育て方をご紹介します。

早春の頃から初夏まで次々と咲くアリッサム。種まき9月、10月が適しています。アリッサムは、直根性(ちょっこんせい)と言って、根っこが途中で分かれずにまっすぐに伸びていくので、移植を嫌います

そんな移植を嫌うタイプの草花には、ポットまきがおススメです。6センチポットに対して、3粒くらい種をまきます。ポットとはこちらです。

園芸用品

出典 http://www.flower-corp.jp/upload/save_image/08080203.jpg

土は、花の培養土でオッケー。発芽するまでは、明るめの日陰で風通しの良い場所に置きましょう。

1カ月程で本葉が2~3枚になるので、元気なものを残して、思い切って間引きします。その後ポットの底に根っこがまわり始めたら、最終的に育てたい場所(鉢やプランターなど)に植えなおし(定植)します。

その時に根っこを壊さないように植えなおすのは、初心者の方には難しい・・・という場合におススメのポットが、ジフィーポットと呼ばれるものです。

園芸用品

出典 http://ecx.images-amazon.com/images/I/515UYHgPRuL._SL500_AA300_.jpg

このポットは通気性、排気性がよくて、しかも土にそのまま植えても自然分解されるのでポットのまま植えられて便利です。

ちなみに、タンポポの綿毛のように風で種がまかれたり、自然に落ちたりすることを『こぼれ種』といいます。

このこぼれ種で育った場合のアリッサムの花は、花付きが悪く、原種に近くなっていくので、野性っぽくなり、雑草のようになっていってしまいます。

苗から育てるには?

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出典 http://kazesanpo.com/goods_image/A2097_Z2.jpg

アリッサムのは秋から春にかけて売られています。まず苗を買うとき、根元がグラグラしていない、しっかりとした株を選んでください。

アリッサムは、ハンキングバスケットでよく使われます。特に寄せ植えでは、名脇役として、いろいろな花に添えやすいです。

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出典 http://art6.photozou.jp/pub/138/111138/photo/8377479.jpg

土については、などに植える場合は、赤玉土小粒7:腐葉土3の割合は水はけが良く、適しています。市販の花と野菜の土でも大丈夫です。緩効性肥料も混ぜておきましょう。

また、地面を覆ってカーペット状に広がるタイプなので、グリーンカバー的に植えるのもきれいです。

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出典 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/40/bbd710aa8065ced15898bae0c6342a0e.jpg

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出典 http://cdn.engei.net/libimg/51171i2.jpg

など直接地面に植える場合は、アルカリ性の土壌を好みますので、あらかじめ苦土石灰(マグネシウムを含む石灰質肥料)で、酸性気味の土を和させるように耕してください。

そして元肥として堆肥(わら、落ち葉、草などを腐らせて作った肥料)をあたえます。水はけが悪い場合、腐葉土を混ぜてください。

どちらの場合でも、アリッサムにとって大切なことは日当たりが良好であるということです。直射日光に当てても葉やけの心配もありません。

耐寒性はありますが霜には弱いので、冬場はハンキングバスケットやプランターについては、軒下などに置いたり、霜よけカバーをかけたりしてあげてください。

また、寒風にさらされると葉が赤くなってしまう場合がありますが、枯れてしまったのではなく、暖かくなれば、元にもどります。

そしてもうひとつ大切なことは乾燥を好むということです。アリッサムは本来ならば多年草なのですが、日本の夏の湿気によって、枯れてしまうことが多いのです。

多湿や暑さや蒸れは、根腐れの原因となるので、そういう環境にならないような管理が大切です。風通しを良くして、土が乾燥してからたっぷり水をあげる・・・というようにしてください。

地面に植える時も、木の根元など少し木陰になるような場所の方が夏越し出来るでしょう。真夏でも、環境が合えば花が少し咲きます。

切戻しについて

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出典 http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/36/0000321536/80/img0fb04336zik6zj.jpeg

きれいに咲いた花も、いずれは枯れてきます。そんな時、しぼんだ花や枯れた花を摘む作業(花がら摘み)をすれば、病気を防いだり、新しい花に栄養をまわすことが出来たりします。

けれども、アリッサムのように小さい花がたくさん咲くタイプは、そういう作業が非常に面倒です。その代用作業となるのが切り戻しです。

切り戻しとは、いらなくなった茎や、伸びすぎた茎を切り詰めて短くしたり、形を整えたりすることです。

そして切り戻すことで、風通しが良くなり、夏を越えしやすくなります。夏越し出来ると株が成長します。また、脇芽も出して、花数も増えます。

ただ、地面を這わすように広がらせたい時は、切り戻さず放置している方がいいようです。

肥料に関しては開花時期に1週間に1回ぐらい液体肥料を薄めたものをあげましょう。たくさん花を付けるタイプは肥料が切れてくると、花数が減ったり、葉っぱも黄色くなったりします。

寄せ植えの中で、大きめの花を引き立たせる姿。けれどもびっしりと小さな花が咲き誇る姿は見るものを引き寄せる美しさがあります。『奥ゆかしい美しさ・優美』が花言葉のアリッサム。まさしくその通りの愛らしい花です。

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