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夏場はトリミングするペットが多くてショップの予約が取りづらいですね。
でもヨーロッパの犬は、飼い主自身でカットするのが一般的なのだとか。
肌の弱い子ですと、獣医師へ相談したほうが良いですが、皮膚の保護ができる適度な短さですと熱中病予防にもなります。
被毛を清潔に保つためにも、お手入れの一環として自宅でできるダックスフンドのサマーカットの時期や手順をご紹介します。
画像出典 http://hundehuttetri.jugem.jp/?eid=695
カット時期はいつごろがいいのか
犬の皮膚はとてもデリケート。
被毛の役割で代表的なのは、体温調節、害虫や紫外線からの保護など、本来身を守るための大切なもの。しかし、足や肛門周辺は汚れが付着し不衛生になりがち。
そして長毛種は被毛の中に体温がたまりやすいので刈りこむことによって毛の中に空気が循環するので、換毛期の4~7月ごろが適しているようです。
使いやすいバリカン
人間用のバリカンでも切れないことはないですが、髪の毛とは毛質が違うのでやはり、クロスのペット用バリカンがおすすめです。
コード付きですが、コードレスにも対応していて場所を選びません。
軽量で、切りやすく、毛がからみにくいので初心者でも安心できる使用感。
3,6,9,12ミリのアタッチメントと専用刃用のオイルもついています。
自宅カットのコツ
出典 http://chigasakiken.seesaa.net/犬を傷つけないよう細心の注意をはらえば、とりわけ決まったやり方はありません。
バリカンはその箇所ごとに、一度当てたら止めずにすべらせること。
顔回りは、手のひらで刃を支えながら鼻を中心に内から外へ流し、
足の裏や肛門回りは毛の流れとは逆の方向へ剃っていくときれいに収まります。
ひげは顔の近くにあるものを探る役割があるのでそのままにしておきましょう。
からだや大きな部分は、親指と人差し指の間にバリカンを置き、斜めに滑らせるとよいです。
寒さに弱いので、お腹の毛は残してあげてそのほかの胴体は毛の流れに気を付けて3ミリくらいにカット。
シワのあるところは、刈りにくく、傷もつきやすいので手で伸ばしてからバリカンを入れてあげると良いでしょう。
シャンプーやブラッシングがラクになり、汚れも発見しやすく見た目もすっきり。!
お散歩などで外に出るダックスフンドはアスファルトからの熱を大きく受けてしまうし、被毛により直接の日差しを避け、体温調節や皮膚や内臓を守っているので必要以上に毛を短く刈りすぎないように気を付けてあげてくださいね。