ガーデニングと言えば、いろいろな花や緑を組み合わせた、寄せ植えをイメージする人も多いのではないでしょうか?
ここでは、その中でも育てやすさで人気の、多肉植物を使った寄せ植えをご紹介したいと思います。丸みをおびた可愛い形のものや、とんがったもの。びっしりと群生するものなど、多種多様です。
鉢や器で、それぞれの個性を出すことも出来ますし、数多くある多肉植物の中から、部屋や庭のイメージに合ったものを選んで、あなたオリジナルの寄せ植えを作ってみましょう。
出典 http://blog-imgs-70.fc2.com/s/a/b/sabotani/IMG_0033.jpg
http://blog-imgs-70.fc2.com/s/a/b/sabotani/994980_749775041716046_484340845_n.jpg
多肉植物の寄せ植えをインテリアに
あなたが寄せ植えを、インテリアとして置きたい部屋の雰囲気は、どんな感じでしょうか?フローリングや畳、クロスを貼った壁やうちっぱなしの壁・・・それぞれの素材で和風っぽい部屋だったり、洋風っぽい部屋だったり。
たとえば部屋が全体的に白っぽいなら、ポイントとなるこんな飾り方。
ほかにも日本的な庭や、和風の部屋などにしっくりさせたい場合などは、こういう演出も素敵です。
出典 http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/007/387/53/N000/000/017/139851851143079180227.jpg
また、小物を置いたりすると遊び心も感じられて、いっきに可愛い雰囲気にもなります。
出典 http://stat.ameba.jp/user_images/20110502/10/mtani0702/82/66/j/o0400053311200637672.jpg
同じ多肉植物の寄せ植えでも器や見せ方でガラリと印象が変わるというおもしろさもあります。
多肉植物の寄せ植えにチャレンジ
出典 http://blog-imgs-70.fc2.com/s/a/b/sabotani/IMG_0072.jpg
まず寄せ植えに必要なもの、便利なものをご紹介します。
1 多肉植物の苗・・・苗には成長期が夏型のものと冬型のものがあります。購入時にラベルをチェックするか、お店の人に聞いてみてください。そろえた方が水やりの世話がしやすいです。器の大きさにもよりますが、植えたいお好きな量で。
2 鉢&器・・・基本的にはどんなものでもオッケーです。底穴があるものの方が、育てやすいですが、水のあたえ方に気を付ければ、ガラスのカップや陶器の器などでも大丈夫です。
3 土と石と底穴ネット・・・多肉植物&サボテン用の土がおススメ。赤玉土を混ぜ込むか間に敷くとより通気性がよくなります。底穴がある鉢を使う場合は、底穴用の園芸ネットを敷き、そこへ水はけをよくするための鉢底石を入れます。
4 スコップ・・・園芸用の普通のスコップでもいいですが、筒形をしたスコップ(100円ショップに売ってます)があれば、土をすくったり鉢に注いだりするのに便利です。
5 ピンセット・・・小さめの多肉植物の苗を植える時にあれば扱いやすいです。特に石の多い土を使う場合、茎を折らずに植えるためには、あった方がいいです。長くて細い菜箸のようなものでもオッケーです。
6 割りばし・・・苗を植えた後、土をまんべんなく入れるようにするため、割りばしを使って土を何か所かザクザクと刺し、土の全体量の調整をします。
7 ピックや小物など・・・見た目のオシャレ感をアップさせるための演出小道具です。
詳しい寄せ植え方法は、動画を参考にしてください。
寄せ植えの仕上がりと見栄えをよくするポイントですが、まずは正面を決めて多肉植物があっちこっち向かないようにすること。それにはバランスよく置くことが大事です。
大きめのものを主役として、小ぶりのものは脇役と考えて配置します。奥から手前へ、まずは主役を置いていって、隙間に脇役で埋めていく感じです。
はじめからなかなか上手く配置出来ない時は、少し土を入れて仮置きをしながらバランスを見る方が、苗を傷めにくいです。
成長を考えて、少し隙間を作って鉢内に納める寄せ植え方法もあれば、鉢の縁に乗るような感じで置いてみたり、垂れ下がるようにあふれさせたり、ボリューム感を出す寄せ植え方法もあります。
完成したら、最初の1週間ほどは水をやらずに、直射日光ではなく、ほどよい日当たりと、風通しの良い場所に置いてあげましょう。
水をやる時も、葉の上からかけるのではなく、何か所かの根元に注ぎ込むように、鉢底から水が流れ出るぐらいしっかりあげてください。
水やりで大切なことは、よく乾燥させてたくさん水をあげるということ。水を与える回数は少なくてもいいのですが、一回に与える水の量は多めに・・・ということです。
水苔を使った寄せ植え
出典 http://pds.exblog.jp/pds/1/201207/11/43/c0247043_13513776.jpg
インテリアとして楽しめる様々な器をご紹介しましたが、ほかにもカゴやリースなど、土では植えにくいものもあります。そういった時に活躍するのが水苔です。
出典 http://image.rakuten.co.jp/saboten-s/cabinet/yoseue2/img66411998.jpg
水苔は、圧縮乾燥されて売られています。使用前にボウルなどに水苔を入れ、水を注ぎます。ふくらんだら、軽く手でしぼってから器に入れます。
水苔を使ったリースの作り方は、こちらの動画で。
多肉植物を使って寄せ植えを作る場合、色や形や質感などの選び方と配置の仕方で、個性や表情が出せます。それが寄せ植えの醍醐味と言ってもいいでしょう。
自分の家のインテリアにするのはもちろん、プレゼントとして作ってもきっと喜ばれることでしょう。