長野県の木曽御嶽山麓の西野川右岸に、真冬の厳しい寒さによって岩肌から伝った清水が氷結されて出来る白川氷柱群。それはまるで美しい氷のカーテンのようです。
白川氷柱群の木曽の自然が織りなす壮大な氷の芸術に会いにみなさんも行ってみませんか?
白川氷柱群2022のライトアップ期間と時間、アクセス方法と駐車場についてお伝えします。
白川氷柱群2022みどころをご紹介
真冬の最低気温がマイナス10度~20度と厳しい寒さに包まれると姿を見せてくれる白川氷柱群。幅250m高さ50mという壮大な情景は、まさに自然の芸術です。
昼は雪と氷の白さが陽の光にきらめき、まるでその辺りだけ時間が止まってしまったかのように感じます。夜は満天の星空の下に、ライトアップによって浮かび上がる 白川氷柱群は息をのむ美しさです。
遠くから見てもとても素晴らしいですが近くで見る時、川べりは足元がとても不安定で雪も積もっていますから、スノートレッキングシューズか長靴を準備して着用した方がいいです。
周りには何もないただただ自然が広がる場所なので、入場料金は特にありません。日々忙しい時間を過ごしている方には、このような空間で心を無にして過ごすのもいいかもしれませんね。
白川氷柱群2022のライトアップ期間と時間について
白川氷柱群2022の見ごろは毎年1月中頃から2月中頃です。ライトアップ時間は18時から21時。
白川氷柱群2022は自然の造形芸術ですから天候等で期間に変動があるようです。お出かけの際には木曽町観光協会まで確認、お問い合わせください。
白川氷柱群2022へのアクセス方法と駐車場
白川氷柱群の見られる場所は、長野県木曽郡木曽町三岳井原地区です。電車でのアクセスはJR中央本線『木曽福島駅』下車、タクシーで30分ほど。
車でのアクセスは中央道伊那I.Cより約70分、中津川I.Cより約100分となっています。木曽路は凍結していますので運転にはくれぐれも気を付けてくださいね。
白川氷柱群に最も近い場所にある小坂温泉『けやきの湯』に有料の駐車場があります。氷柱見学のために駐車場を利用する場合は、宿へ声を掛けてからにしましょう。
白川氷柱群周辺の観光スポットは?
白川氷柱群2022の開催期間中に『木曽路氷雪の灯祭り』というイベントが、長野県の中山道の宿場町や木曽路内の16会場で毎年行われています。
JR中央本線『贄川(にえがわ)駅』から『中津川駅』の区間の駅の会場で行われますが、会場ごとに開催日は異なりますので木曽観光連盟に問い合わせてください。
その中でも白川氷柱群2022へ向かうための最寄り駅となる『木曽福島駅』では、2015年で15回目となる『信州ふくしま雪灯り散歩路』が2月 日(金)、 日(土)の2日間に開催されます。
木曽福島駅~福島関所までの旧中山道を中心にアイスキャンドルが飾られ、まるでガレのランプを思わせるような灯りもあります。
氷の中できらめく灯りは街並みをさらに風情ある雰囲気にします。ゆっくり歩いて1~2時間ほどですが、寒い時期ですので防寒対策と滑りにくい靴や長靴で行きましょう。
また町内ごとの各会場で、温かい飲み物や食べ物が販売されています。特に今回は御嶽山噴火の災害復興支援として『みんなで買って支えよう!旨いもん市』や大好評の『B級グルメ八戸せんべい汁』の露店も出るそうです。
長野県木曽郡の冬は毎年厳しい寒さに包まれます。寒いからこその美しい風景に出会えたり、その土地の人々のあたたかいおもてなしに心が癒されたり・・・。
ぜひみなさんも木曽の美しい冬の名勝『白川氷柱群2022』へ足を運んでみてください!