暑い日が続くとペットボトルを凍らせて通勤、通学、レジャーなどに持って行きたくなりますよね。学生さんなら夏場の部活の必需品だとさえ思います。
最近ではコンビニで冷凍されたペットボトルを販売されてますが、コストパフォーマンスを考えたり好みを考えたりするとやはりできれば自宅で凍らせて持って行きたいところです。
ペットボトルの注意書きに冷凍させないでくださいって書いてあるので、少々不安というあなたに爆発させずに凍らせる方法や、凍らせるために必要な時間をご紹介したいと思います。
冷凍庫で爆発させずに凍らせる方法
ペットボトルのを上手に凍らせるためには、蓋を開けて中身を1割くらい減らしてから凍らせると上手に凍らせることができます。
500mlのペットボトルなら50mlくらい減らして立てて凍らせれば上手に凍らせることができます。
冷凍庫で爆発させずに凍らせる方法②
凍らせた後のことを考えてた、凍らせ方の説明をしていきましょう。
ペットボトルの飲み物をカチカチに凍らせてしまってから出掛けたとします。それが自然に溶けて飲めるようになるまでは少し時間がかかってしまいますよ。
そしてはじめに溶け出たものは濃く、後はだんだん薄く最後は水のように味が薄くなってしまうことが多いと思います。
そんな凍らせたペットボトルの便利だけどちょっと不便なところを解消した凍らせ方をここで紹介します。
①ペットボトルの中身を半分くらい出し、半分は冷蔵庫へもう半分はペットボトルが斜めになるように固定して冷凍庫で凍らせます。
②凍ったペットボトルに冷蔵庫に入れておいたものを戻して、持ち歩けばいつでも冷え冷えの飲み物が楽しめるわけです。
斜めに凍らせるのは後から入れた半分との接触面積を増やすためなので、なるべくひろくなるように角度は調節してみましょう。
ペットボトルを凍らせて保冷に使うという場合は、これとは違ってペットボトルの内容量の1割くらいを減らし、蓋をする前にペットボトルを少し押しつぶしてから蓋をして冷凍庫に入れます。
すると液体が膨張してもペットボトルが変形することなくきれいに凍ります。
ペットボトルを冷凍すると爆発するのはなぜ?
ペットボトル入りの飲料を冷凍したら爆発するといわれていますが、それは水が凍るときの膨張率が1.1倍だから単純にペットボトルの大きさより大きく膨らんでしまうということです。
500mlのペットボトルを買ってきたまま冷凍庫に入れてしまうと、中に入っている空気と液体がそれぞれ膨らみペットボトルが内側から押されて膨らみ爆発します。
爆発するといっても冷凍した場合はポンと爆ぜるわけではなくペットボトルが裂けたり割れたりすることが多いですね。
ペットボトルが凍るまでの時間は?
500mlのペットボトルであれば一晩(6-8時間)、2ℓのものだと二晩くらいで凍ります。
500mlのペットボトルの中身を半分にして、壁に密着させて冷凍庫内に十分な空間があれば4時間ほどで凍らせることができるので、利用目的によって中身の量も変えたほうがよいですね。
ペットボトルを冷凍させて上手につかう
凍らせないでと書いてはあるものの、凍らせたペットボトルはサイズ的にも便利なので飲用に使ったりレジャーのときに保冷に使ったりとつい冷凍させてしまいがちです。
冷凍したペットボトルの使いまわしは、劣化による破裂の危険が高まるので定期的に新しいものと交換して使いましょう。
破裂事故を起こさないように気をつけて便利なアイテムを有効に使って夏を少しでも快適に楽しむことができるといいですね。