初詣に神社やお寺にお参りした時、家族の健康を祈る人や商売繁盛を願う人などお願い事は多種多様です。
また受験生たちが合格祈願をしにこぞっておとずれ、絵馬を書く姿もこの時期ならではの光景です。
ここではそんな合格祈願のための絵馬の書き方などを紹介していきます。
出典 http://tencoo.fc2web.com/jinja/tomioka02.jpg
参考:恋愛や安産祈願の場合はこちら。
恋愛・縁結びの絵馬の書き方と例と見本を紹介 | |
結婚・安産祈願の絵馬の書き方と例と見本を紹介 |
合格祈願の絵馬の書き方
それでは縦書きでの絵馬の書き方の一例をご紹介します。
絵馬は絵が描かれている方が表なので、裏面に願い事を書きます。そして絵馬の中心より上の位置に祈願内容を書きます。
ここで合格祈願の場合の祈願内容の書き方ポイント&アドバイス!
①試験内容を明確に!例えば高校受験や国家試験など、どのような試験であるかを書く。
②学校の場合は志望校名を、資格試験の場合は何の資格かを忘れず記入する。
③祈願内容は具体的で言い切りの書き方!例えば『○○に合格しますように』という書き方ではなく、『東京大学の受験に現役合格!』など。
雨などで文字が流れてしまわないために、墨または黒の油性ペンで書く。そしてわかりやすく丁寧な字で!
こんな書き方はダメ!
特に③に関して捕捉すると、『~しますように』の書き方だと願っている状態をお願いしていることになってしまうのだとか。
すなわちいつまでも願い続けている状態=合格していない状態が実現してしまうから・・・というわけです。
結局は祈願内容が自分の強い意思や意欲の高さである、ということを神様に決意をもって表明している行為となるのです。
それぐらいの信念をもって絵馬を書いた方が叶うような気がしますよね。
そのあとは記入日、住所、氏名を書き入れます。この部分に関しては、神社によって、または書く人によっても様々です。
氏名を見られるのがイヤな場合はイニシャルでも大丈夫といった意見もあります。
神社によっては個人情報保護用シールやステッカーをくれるところもあるそうです。
気になる方は一度聞いてみてください。どちらにしても受験者本人の名前の書き忘れには注意してくださいね。
ほかにも書き方の例があったので参考にしてみてください。
合格祈願の絵馬を書くためのおすすめの場所は?
合格祈願は、学問の神様で有名な菅原道真公が祀られている、福岡の太宰府天満宮がおすすめ。
他にも京都の北野天満宮、東京の湯島天神などがあげられます。全国にある天満宮や天神と付く神社の多くは菅原道真が祀られています。
この菅原道真とは、幼少期より学問において神童と呼ばれるほどの才能があり、その後も学者として最高位の人となりました。
また時の天皇にも厚い信任を受け右大臣にも任命されたという歴史上でも有名な人物です。
学問以外にも弓矢の名手としても有名で、まさしく文武両道の神様として多くの信仰を集めています。
そんな学問の神様に参拝すると同時に合格祈願を絵馬にも託しましょう。「絶対に志望校に合格する!」という強い気持ちで絵馬を書きましょう!
絵馬を通して合格祈願の強い思いが神様に通じますように!そして感謝と御礼の気持ちを神様に伝えることも忘れないようにしましょうね。