結婚式に呼ばれたとき、一番困るのはご祝儀をいくら包めばいいかかもしれません。あまりにも他の人より少なすぎては申し訳ないし恥ずかしい。しかし多すぎても嫌みっぽいしなによりも自分の財布が痛い。
今回は結婚式のご祝儀で、特に夫婦と子供で参加する場合どのくらい包めば良いのか考えてみましょう。
出典 http://www.civillink.net/fsozai/sozai/kekon3.gif
まずは、一人で列席する場合の相場から。
結婚式のご祝儀の金額を夫婦や子供で参加する場合ではなく、比較のために一人で参加する場合の相場で見てみましょう。
上の図で示したものが一般的な相場と言われています。
とはいえ、これは地域性などによっても大きく変わってきます。特に田舎の場合、相場が極端に低かったり高かったりする風習があることもあるので注意してください。
結婚式のご祝儀は夫婦なら2倍、子供は1万円程度のプレゼントで。
結婚式に夫婦で参加するのであれば、ご祝儀は1人の相場の2倍というのが基本です。ただし、偶数のご祝儀は縁起が悪いと考える方もいるようですから、例えば3万円の2倍で6万円ではなく、5万円か7万円にした方がよいでしょう。
子供の分のご祝儀ですが、子供の年齢によって変わってきます。以下、年齢ごとに考えてみましょう。
お食事もいらないような赤ちゃんであればご祝儀はいらないでしょう。ただし、託児所を利用させてもらう場合は、3万円程度包むべきです。
お子様ランチがでるような年齢なら、1万円程度プラスするか、同額のお祝いの品を贈ります。
中高校生になっていればお食事も大人と同じものがでるはずですから、子供の分もきちんとご祝儀を払わなくてはなりません。ただし、単純に3倍するとさすがに金額が多くなりすぎるかもしれません。2.5倍でもよいでしょう。
大学生なら、これはもう、一人の大人でしょうから、子供が自分で個別にご祝儀を包むべきでしょう。内々にご両親が援助してもいいと思いますが、家族で出すというのは少し違うでしょう。
※なお赤ちゃんを結婚式場に連れて行くことは原則オススメしません。せっかくの結婚式場でずっと赤ちゃんの泣き声が響いていたらあまりいい顔はされないでしょう。
皆で相談してご祝儀を決める方法も
ここまで読んでも、ご祝儀にいくら包めば良いのかやっぱりよくわからないという方もいるかと思います。
そんな方にオススメしたいのは、参列者同士で事前に相談しておく方法です。
特に友人同士で有効な方法ですが、結婚式のまえに、事前に参列者の間で『○万円にしましょう』と決めておけば大きく目立ってしまうことはありません。
ポイントは自分と同じ立場の人と相談すること。自分が花嫁の友人なら、同じように花嫁の友人に相談するのです。おそらく、相手も迷っていることでしょうから、相談されれば助かるでしょう。
また、取引先の方へのご祝儀であれば、自社の上司にアドバイスをもらう方法もあります。取引先の場合、結婚式への参加そのものが会社の業務ともいえます。運が良ければ、ご祝儀を会社の経緯費で落としてもらえるかもしれません。
結婚式のご祝儀の金額は誰もが迷うものです。今回ある程度の相場を示しましたが、地域性や家柄などによっても金額は変わってきます。
結婚式のご祝儀は、夫婦なら2倍、お子様の分は1万円程度がよいでしょうが、これも状況しだいです。一番確実なのは、参列者同士でいくらにするか事前にある程度相談しておく方法です。これならむやみに目立ってしまう心配はありません。