2021年はコロナの影響でインフルエンザが大流行する恐れがあり、ワクチンの効果が1番良いタイミングでインフルエンザの予防接種をしたいですよね。
そのためのインフルエンザの予防接種の時期と、予防接種の効果のある期間はいつまでなのか確認しておきましょう。
インフルエンザの予防接種2021の時期は?
予防接種でワクチンを投与しても、すぐに効果がでるわけではありません。
接種後3~4週間後に体内に抗体ができ効果がではじめ、抗体が徐々に減っていき無くなるまで効果が持続します。(前述の通り効果期間は4~5ヶ月)
つまり接種後3~4週間は効果がない期間があることになります。
インフルエンザは11月~12月頃に流行り始め、ピークは1月~3月であることから、12月~3月に効果があることがベストということになります。
この時期に効果を得るためには、12月に入る3~4週間前にインフルエンザの予防接種を受けるのが最適であるため、「2021年11月にうけるのがベスト!」となるのです。
だいたいの病院では、10月中旬ごろからインフルエンザの予防接種を受けられるようですので、11月初旬から、遅くとも12月中旬ごろまでに受けておくとよいでしょう。
インフルエンザの予防接種2021は1回で良い?
インフルエンザの予防接種は、1回接種だと64%、2回接種だと94%の効果があるという統計があります。
つまり2回受けると、ほとんどの人に予防効果が表れるということになりますが、逆に考えると2回接種しても6%の人はインフルエンザにかかってしまうという統計結果になります。
でも64%の予防効果が94%にあがるなら、2回受けたほうが無難と考えるのが普通ですよね。
また、インフルエンザのウィルスは、毎年少しづつ違っていて流行が変化するので、この点からも2021年度に2回の接種が確実性アップに欠かせないと考えることができます。
インフルエンザの予防接種は2021の年代別の回数は?
インフルエンザ予防接種の推奨年齢は、生後6ヶ月以上になります。
これは6ヶ月未満の赤ちゃんに接種する場合、ワクチンの量が少なすぎて効果が得られる可能性が証明できないためです。
12歳未満の小児の場合、大人と比較して免疫力が少ない(安定していない)ため、予防接種は2回受ける必要があります。
また、65歳以上の高齢者も免疫力が低下しているので、合併症による重症化を防ぐ意味でも2回の接種が必要と言えます。
2回の接種を受ける場合、1回目から1~4週の間隔で2回目を受けることで効果が上がります。
できるだけ1回目の抗体ができた後(3~4週後)に2回目を受けることが、インフルエンザの予防接種のベストな時期になります。
インフルエンザ予防接種2021まとめ
インフルエンザから身を守るための知っておきたい感染予防策は、以下の動画を参考にしてください。
http://www.youtube.com/watch?v=WNQ7Y9d4D4kインフルエンザの予防接種2021は、11月初旬とその3週間後の2回受けることで、効果が最大限となることが期待できます。
インフルエンザの予防接種を2021に受けたから絶対かからないというわけではありません。
2回の接種を受けても6%の人はかかることを意識しておきましょう。
日頃からの、手洗いやうがいをしっかりして、乾燥する時期には湿度にも気をつけることが最も重要ではないでしょうか。
また、睡眠を十分とり、免疫力をつける食事をとるなどして、自身の免疫力を高めておくことが、最大の予防となることを忘れずにいたいものです。