せっかくオシャレにセットした髪を台無しにする静電気!その大きな原因は、「乾燥」です。乾燥することによって摩擦が起こりやすくなり、静電気が発生しやすくなります。
髪の静電気対策としては、乾燥を防止することがもっとも重要!
具体的な対策としては、髪の水分を保つために保湿タイプのトリートメントを使うことが有効ですよ。
出典 http://日本まとめニュース.jp/wp-content/uploads/2013/12/hair-seidenki-300×226.jpg
髪の毛の静電気対策<湿度>
髪の毛の静電気を対策として部屋の湿度を保ちましょう。髪にたまった静電気はもちろん、体や衣服の静電気も空気中の水分により自然に放電されますよ。
冬が近づき湿度が35%をきる頃から、静電気が発生しやすくなります。室内の湿度を50~60%ぐらいに保つために加湿器を使いましょう。
髪の毛のブラッシングで静電気対策
髪のお手入れのためのブラッシングも、静電気を発生させる大きな要因の一つです。ブラシを静電気が発生しにくいものに変え、髪にダメージを与えないようにしましょう。
プラスチックやポリエステル製のブラシは、帯電して静電気を発生しやすくします。
なるべく木や獣毛(動物の毛)のブラシや櫛を使って、髪に静電気を与えないように注意することが重要です。
なかでも獣毛のヘアブラシがお薦めですよ。豚毛や猪毛のものが広く知られており、ネット通販などでも手に入れやすいです。
プラスチック製より静電気が発生しにくく、なにより髪をサラサラ、ツヤツヤにしてくれる、という効果があるのです。
これは動物の毛が油分を含むため、髪全体に適度な油分がいきわたるからです。とかすたびに髪に油分が与えられ、結果として静電気を防止してくれますよ。
通常のヘアブラシよりもお値段ははりますが、5000円弱で手に入るので、ぜひ使ってみてくださいね。
また、ブラッシングの方法によっても、髪への負担が変わってきます。
髪へのブラッシング負担を軽減するには、最初に毛先からとかし始め、その後全体をゆっくりととかすようにしてください。
下の動画を見て、正しいブラッシングの方法を覚えましょう。
ヘアケアによる静電気の防止対策
・ 洗い流さないタイプのトリートメントを使う
髪の表面を保護するとともに保湿効果もあるので、静電気防止にはかなり効果的です。
・ ハンドクリームを使う
少量のハンドクリームを薄く髪にのばしつけると、驚くほど静電気を抑えることができます。
外出先で静電気に困った時など、緊急対策として覚えておくと良い方法ですよね。
・ 椿油を使う
椿油は昔ながらの髪をケアする方法です。椿油の成分の85%は酸化しにくいオレイン酸。
毛髪の表面をオレイン酸で包み、内部の水分を保つことで乾燥を防いでくれます。
この冬の髪の静電気対策としては、
・まず部屋を加湿して
・洗い流さないタイプのトリートメントで潤いを保ち
・獣毛ブラシで毛先からとかす
・出先で髪の毛に静電気が起きたらハンドクリームで抑える
という3つの対策をお試し下さいね。