卒業式では男性のスーツスタイルが多いですが、せっかく日本男子に生まれたのですから、この機会に男袴を着ておきたいですよね。
ですが卒業式に袴を着ようと思っても、着付けが分からないという理由で諦めてしまう人も多いと思います。
そこで一人で袴が履ける方法を紹介したいと思います。
袴を着るというのはどうしても敷居が高いですが、最近ではいろいろおしゃれな袴がありますし、ぜひこの機会に袴を履いて卒業式に出席してください。
出典 http://www.marusho-1010.com/catalog/catalogimages/5740/1.jpg
1・まず長襦袢は左側を上にして着ます。右側から袖を通すのが作法です。
2・前かがみになると突っ張ってしまうのでヒモの上で余裕を作っておきます。
3・次に着物です。背縫いがきちんと真ん中に来るようにしましょう。
長襦袢の襟が1cmくらい見えるように着ます。長襦袢と同じで前かがみになると突っ張ってしまうので紐の上で余裕を作っておきましょう。
ここでも右側から袖を通すのが作法です。
4・次に帯結びですが先を半分に折ります。
5・肘の長さくらいで取ります。
6・取ったところを背の中心にし、上にしてクロスする。
7・その後3回巻いて結びます。
8・結んでから余っているヒモを前に持ってくる。
9・15cmくらいで折る。
10・折りながら後ろへ持ってきて、きっちりと締め直しながら結ぶ。
11・余っている部分はヒモの下に通して折り曲げ入れる
12・次に袴ですが帯を見せないように履くのが一般的です。ヒモを後ろに回してクロスさせます。
13・前に持ってきてしっかりとヒモを締め、右を上にし、左脇で交差させます。
14・折り曲げて綺麗にヒモに重ねて後ろへ持っていく。
15・後ろでヒモを2度ほどかけます。
16・一度目にかけたヒモを持ちぎゅっと締め、緩まないように親指で固定します。
17・蝶々結びにします。
18・腰板に付いている留め具を帯の下に差し込み、腰板をあてがいながら前にヒモを持ってくる。
19・上になっている紐を前のヒモに巻き、指で留めながら反対に返す
20・上になっているヒモをもう一回巻きつけて前のヒモにくぐらせしっかりと締め紐を止める。
21・紐を止めてから下のヒモを際で折り返す。
22・折り返した先を13センチのリボンを作る。
23・リボンを上から1・2回巻き付ける。
24・余ったヒモを上に折り返し裏に入れ込む。
25・袴が着られたら鏡で後ろの方が前よりも高いことを確認する。
こちらから動画で確認できます。
自分で着つけるときは、ヒモを締めるところが難しいですね。
ですが何回か試せば出来るようになりますよ。
ぜひ、袴をきっちり着こなして素晴らしい卒業式にしてください。