退職や転勤、異動などで送別会をおこなう機会が増える季節です。
とつぜん上司から乾杯のあいさつを頼まれたりして、困ってはいませんか??あいさつの相手は、上司、同僚、部下とシチュエーションはさまざま。どれくらいの長さで話せばいいのか、どういった内容にすればいいのか、頭が痛い話ですよね……。
そこで今回は、乾杯のあいさつを立場別にご紹介します。
まずおさえたいポイントを上げて、例文を出しますのでそこから着想を得ていただけたら幸いです!
出典 http://nanapi.jp/99638
送別会での乾杯のあいさつのおさえたいポイント
長すぎない
乾杯の音頭は送別会のはじまりをつげる合図です。熱く長々と思いのたけを語るのは控えましょう。
そうしなければ、いつまでたってもまわりの皆さんはごちそうを前におあずけをする羽目に合います。
言葉づかいは状況を考え、気を付ける
誰がどういった理由で送別会がひらかれたのだろうかと想像することが大事です。
そうすれば、使うべき言葉、不適切な言葉がおのずと見えてきます。具体的にあげれば、ねぎらいの言葉は必ず使う必要があります。
しかしながらねぎらいの言葉も、使う相手が上司と部下では同じ言葉でも失礼にあたる場合があります。
「お疲れ様です」というフレーズがそうです。部下に対してならまだわかりますが、上司に使うのはよろしくありません。当然に思えるようなことですが、その積み重ねがよいスピーチを生みます。
自分から上司への乾杯のあいさつ
長年指導を賜りました○○課長も、今月をもって退職となりました。大変ご苦労様でございました。
我々△△課一同、○○課長の今後のご健勝をお祈りしております。
それではご唱和をお願いいたします。
○○課長のますますの発展を祈念しまして、乾杯!
自分から同僚への乾杯のあいさつ
私と同期で入りました○○さんがご結婚され、退職されることとなりました。今日までご苦労様でした。
専業主婦として家族を支えるということですので、職場を会社から家庭に移し頑張っていただきたいです。
私が苦しいとき、いつも陰ながら支えてくれた○○さんなら温かい家庭を築くものと期待しています。
それでは我々一同○○さんの前途が幸多からんことを祈りつつ乾杯の挨拶といたします。乾杯!
自分から部下への挨拶
○○君が今月いっぱいで△△への栄転となります。
○○君は大変まじめで人に好かれる性格なので、大手を振って送り出せて私もうれしいです。
今までほんとうに、ご苦労様でした。けれどもこれからが大変な時でもあります。あちらに行っても持ち前の明るさ真面目さで頑張ってください。
皆さまご唱和願います。それでは○○君のますますのご健勝を祈念し、乾杯!
送別会の挨拶を送る側として立場別にご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
上記の例文を参考にしておもいやりのある挨拶をつくり送り出してあげてくださいね!