みなさんは絵馬に願い事を書いたことがありますか?日本全国には様々な神様が御祭りされています。
そのような場所はパワースポットとして話題や噂になれば大勢の女性がこぞってお参りに来たり、絵馬に願い事を書いたりしています。
ここではそんな絵馬の恋愛・縁結び祈願の書き方などをご紹介していきます。
出典 http://www.asahi.com/culture/news_culture/image/OSK200702110028.jpg
絵馬について
今ではすっかり願掛けグッズのひとつとなった絵馬。
形もデザインもいろいろな絵馬があります。恋愛・縁結び用のものはハート型のものもよく見られます。
そもそも絵馬の起源についてご存知でしたでしょうか。
太古の昔、神様が馬に乗って私たち人間の住む、いわゆる俗世界に降りてきたという伝説がありました。
そのことから奈良時代には生きた馬を神様に奉納して祈願していたそうです。
しかし経済的負担もあるため、いつの頃からか木の板に馬の絵を描いたものを神様に奉納するようになり、それが今日の絵馬の原型のようです。
その後、江戸時代頃から実利的な目的で絵馬に願い事をかくといった風習が広まり、現在に至っています。
恋愛・縁結びの絵馬の書き方
出典 http://kyoto.taishoro.com/ema-jisyu.JPG恋愛成就や縁結びを願う気持ちは今も昔も変わりません。
縁結びで有名な京都の地主神社には、建都1100年の奉祝の絵馬に良縁祈願に訪れる大勢の女性の様子が描かれています。
では恋愛成就や良縁を願う絵馬の書き方をご紹介しましょう!
まず絵馬は様々なイラストや絵が描かれている方が表となっています。
願い事は表のあいているスペースに書かれる方もいますが、裏面に書くことが多いです。
書く道具は、黒の油性ペンか墨がいいでしょう。鉛筆だと見えにくいですし、水性ペンだと雨で文字が流れてしまうかもしれません。
そして神様に見てもらうためには、はっきりとわかりやすく丁寧な字で書くことが大切です!願い事も出来るだけ具体的で簡潔な方がいいでしょう。
例えば、片思い中の人であれば『○○さんに告白して付き合う!』など、好きな相手がいる場合ははっきり名前も書く方がいいようです。
しかも『~しますように』という願いのような書き方よりも『必ずこうなる!』という強い意志と決意をもって断言することが大切です。
結局それが神様への意思表示となり、そうなっていることが実現する・・・というふうになるのです。
そして絵馬はあくまでも神様に奉納するものですから失礼のない書き方を心掛けることも大切です。
最後に自分の名前を書くのも忘れないでくださいね。名前を見られるのがイヤな場合は、イニシャルでもいいそうです。
住所を記入する場合もありますが、寺社によっては個人情報保護シールなども用意されているそうですので、聞いてみてくださいね。
絵馬に願い事を書いたら・・・
願い事を書いた絵馬は、その絵馬を購入した神社やお寺に祈願奉納します。絵馬を掛ける場所がありますからそこへ吊るしましょう。
もしお土産などでもらったりした絵馬の場合、購入した神社が遠方で奉納に行くのが難しいこともありますよね。
そのような時は近所の神社への奉納でも大丈夫です。もしくは自宅の神棚などにお供えしていてもいいようです。神様は心が広いですね。
その後願いが叶ったら、お礼参りや御礼の絵馬を奉納される方もいます。
必ずお礼参りをしなければいけないわけではありませんが、人に対しての礼儀と同じで神様に対しても感謝の気持ちを忘れてはいけません。