これからの季節はイベントも多くなり、贈り物に花束を選ぶ人も多くなりますね。
花を贈りはするものの、案外知られていないのが贈る花の花言葉。大切な人に贈るからには花言葉の意味と由来まできちんと知っておきたいですよね!
今回は冬の季節にぴったりな名前を持つ「クリスマスローズ」の花言葉を紹介します。可愛い名前とは裏腹に、意外な花言葉を持っているのです!プレゼントは危険かも?!
クリスマスローズの花言葉
「クリスマス」がついているだけあって、名前だけ聞くと華やかなイメージのあるクリスマスローズ。
花言葉を見ると、イメージが変わります。
- 「私の不安をやわらげて」
- 「慰め」:何かをして心の悲しみや苦しみをまぎらせる
- 「中傷」:根拠のないことを言って他人の名誉を傷つけること
- 「スキャンダル」:名声を汚すような不祥事
- 「追憶」:過ぎ去ったことに思いをはせること
などがクリスマスローズの花言葉です。
名前の響きが良く咲いた花も美しいので、贈り物にも選ばれがちな花ですが、花言葉から考えると贈り物にするのは少し危険ですね。
クリスマスローズの花言葉の意味や由来①
クリスマスローズの茎や根には毒があり、「中傷」などの花言葉の意味や由来はここからきています。
毒といっても茎や根をたくさん食べなければ害はないので、心配はいりません。
ただ、ガーデニングをする際には葉っぱで手を切ったりすると炎症を起こす場合がありますので、注意してくださいね!小さなお子さんやペットのいるご家庭でも、誤って口に入れないように気を付けてください。
イエスキリストが誕生したときの逸話にもこの花が登場します。
クリスマスローズの花言葉の意味や由来②
イエスキリストの誕生を祝おうと聖母マリアのもとへ駆けつけた少女マデロンでしたが、彼女は貧しくお祝いの品が何もないことに悲しみの涙を流します。
彼女が流した涙が落ちた地面一面に真っ白な花(クリスマスローズ)が咲き乱れました。彼女はその花を摘んで花束にし、イエスキリストに捧げたというものです。
「私の不安をやわらげて」や「慰め」などの花言葉はこの逸話からきています。キリストの誕生を祝うものがなく涙を流す少女の気持ちが花言葉の由来になっているのですね。
他にも、この花の香りが病人の悪臭を取り除くと信じられていたり、狂人を正気に戻す花とも言われていました。
実際、クリスマスローズは薬や悪霊を追い払うための植物として使われていた過去があるので、花言葉の意味や由来はここからきているとも言われています。
クリスマスローズの花言葉の意味や由来まとめ
花束はもらった人を幸せな気持ちにしてくれるものですが、その場に合った花言葉を選ぶことで、さらに良い人間関係につながることもあります。
贈るときにはきちんと花言葉の意味や由来まで調べたいものですね!