雪があまり降らない地域でも予想外の大雪が降り、外がすっかり雪化粧されていてびっくりしたことあると思います。
道路や屋根に積もった雪はとてもきれいですよね。
めったにない雪景色を楽しみたいものですが、カーポートに大量に積もった雪はほっておくと倒壊の危険があるんです。そこでやらなければならないのは雪下ろしなどの作業。
しかし大雪になれていないと、どうすればいいのかわかりませんよね。雪下ろしで役に立つ便利グッズや、知っておいたら役に立つ情報をお教えします。
出典 http://blog-imgs-27.fc2.com/o/k/a/okajima/20080217154108.jpg
雪下ろしに便利なグッズ!
雪下ろしの作業はとても危険です。
とくにカーポートは上に乗って作業するのは絶対やめましょう。雪下ろしをする場合「雪おろし棒」という道具がとても役に立ちます。
長い持ち手がついていて、途中で角度を変えることができるものもあるので、カーポートの奥まで簡単に手が届きますよ。道具を上手に使って作業をするようにしてください。
もし融雪剤を使用する場合は塩化カルシウムを使用したものはやめましょう。雪は溶けてもカーポートがさびてしまいます。
気をつけることは?
雪国ではカーポートは雪が積もらない形状をしているものや、とても頑丈なものを使用しています。
車が2台入るような大きなカーポートは、中央から崩れやすいので注意が必要です。そのような大きなものを使用する場合は、頑丈で柱が両端にあるものがおすすめです。
そして普段からカーポートの雨どいは掃除をしておくようにしましょう。雨どいがゴミで詰まってしまっていると、溶けた雪が流れなくなります。
また、少しでも破損していたら雪の重みでそこから倒壊してしまう可能性があるので、雪の季節になる前に点検するようにしましょう
雪下ろしのやり方
雪を下ろす前に確認することは、ゴミや雪で排水溝が詰まっていないかどうかと雪を下ろしたあとためておける場所があるかです。
脚立に乗り、奥からひっぱりおろします。場所にもよりますが、脚立を使用しない場合は雪下ろし中の雪に当たらない場所に立って作業をしましょう。
カーポートが壊れてしまった!保険は利くの!?
カーポートは住宅の付属設備にあたるので、火災保険になります。しかし、どの火災保険でも対応しているとはかぎりません。
火災保険の契約書を一度確認してみてください。
「付属設備も含む」などの記載があれば大丈夫です。もし記載がなくても、対象になっている場合もありますので、保険会社に問い合わせてみてください。
カーポートには耐雪強度というものが設定されています。だいたい20cmで、それ以下だと雪下ろしをしないで、自然に溶けるのを待ったほうがいい場合もあるようです。
雪下ろしは慣れている人でも危険な作業ですので、十分状況を判断して行いましょう。