ブーツは普通の靴と比べて通気性が悪くとても蒸れやすいため、臭いを気にする女性も多いです。
その形状から中が密閉された状態となり、汗による水分で高温多湿の環境が形成されます。この汗が原因となり、独特の嫌な臭いを発生させるのです。
ブーツの臭いを消すためには、「除湿」と「殺菌」を効果的に行う必要があります。
出典 http://livedoor.blogimg.jp/rapidhack/imgs/f/8/f8819409-s.jpg
ブーツが臭くなる原因は?
ブーツの臭いの原因は「汗」ですが、実際には汗そのものが最初から臭いわけではありません。
汗や角質などの老廃物を栄養源として雑菌が繁殖し、蒸れた独特の臭いを発生させるのです。
雑菌は30℃前後で最も繁殖しやすいため、人の体温により温められたブーツは、雑菌にとって絶好の繁殖場所となっています。
また、湿度が高いほど雑菌の繁殖力は増します。ブーツを着用し10分も経過すると、ブーツの中は湿度100%に近づくので、ブーツの中は雑菌にとって最適な環境と言えます。
このような仕組みで雑菌が繁殖し、ブーツの臭いが強くなってしまうのです。
ブーツの臭い対策はどうする?
出典 http://www.vislockmiracle.jp/image/A5D6A1BCA5C4CAD402.jpgそれではブーツの匂い対策を二つ紹介します。
一つ目は、重曹によってブーツを消臭する方法です。
重層とは天然の無機物質で「炭酸水素ナトリウム」のことを指します。消臭の効果があり、ドラッグストアなどで手に入りやすいのでおすすめです。
この重曹を使って、嫌な臭いを元から消すシューキーパーを作りましょう。
シューキーパーの作り方
《必要なもの》
・使い古しのソックス、またはストッキング
・重曹
《つくりかた》
使い古しのソックスなどに重曹を1/2カップほど入れ、ソックスを結びます。
※詳しくは下記リンクからの動画を参照してください。
これを靴の中に入れ一晩置くだけで、驚くほどの消臭効果があります。
二つ目は、足のお手入れです。
入浴で足を洗うときは、足の裏はもちろん足指の間までよく洗いましょう。雑菌のエサとなる角質も、軽石などで削っておくと効果があります。
また爪は短く切り、汚れや菌が貯まりやすい環境を作らないように注意することも重要です。
足の消臭も重要です。足を洗う時に、シューキーパーで使った重曹をすりこむと、それだけで消臭効果があります。
それでも気になる場合は、足用のサラサラパウダー入り制汗スプレーなどを使いましょう。汗と臭いを抑えて、臭いの原因の雑菌を除去してくれます。
このほかに靴の消臭スプレーを利用する方法もありますが、どのような対策をとるにしても1日履いたブーツは休ませて除湿することが一番大切です。
1日履いたら2日休ませてブーツの臭い対策をしていきましょう。