明治5年に建てられた靖国神社は246万6千余もの神霊が鎮まっている由緒ある神殿。
本殿内では明治天皇の御製に触れることができ、ここに眠る先人たちの想いや魂を感じて厳粛な気持ちになることでしょう。
今回は、終戦記念日である8月15日の靖国神社についてご紹介していきます。
出典 https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcROp6tfsLBnO1i_PSRJ1XhP8b6YZWnsPlLeglCA4ZRauzyP9cTZ
終戦記念日の靖国神社、参拝時間や混雑状況は?
季節や行事によって閉門時間は異なりますので、8月15日を含む夏季についての時間について解説します。
内苑開門時間は午前6時、内苑閉門時間は午後7時となっています。拝殿前の参拝はこの時間内であれば大丈夫でしょう。本殿内での昇殿参拝は午前8時15分から午後5時まで(最終受付けは午後4時40分まで)となります。
この日はお昼12時の時報から1分間黙とうの時間があります。
毎年参拝者が増えている状況なので大変混雑することが予想され、さまざまな人たちが訪れ主義主張を述べ、署名活動などを行なう団体も多く、厳粛な雰囲気は一変して1日中騒音に包まれているでしょう。
終戦記念日の靖国神社には参拝者の長い行列ができていて、後方の神門近くまで延びていることが多く、行列待ちをすることを考えておくと良いでしょう。
終戦記念日の靖国神社周辺の駐車場の状況は?
観光バスなどの大型車両、報道の車両などもかなり多いので神社内の駐車場に止めるのは難しいと思います。
近隣ですと、靖国神社から靖国通りを渡った側に7~10ほどの駐車場があります。
東京家政学院大千代田三番町キャンパスの周辺には5つほど駐車場がありますが、2台~10台ほどの少ない台数しか駐車できないところも多いので早めの時間に止めるなど、注意が必要です。
駐車場や最寄り駅からのルートは?
終戦記念日の靖国神社周辺や、目の前の靖国通りではデモ隊などの行動に警戒するべく機動隊と警察車両が多く配備されて車道も規制されています。
JR、中央線 「飯田橋駅(西口)」「市ヶ谷駅」より徒歩10分。
地下鉄ですと「九段下駅(1番出口)」より徒歩5分。
バスが一番近くて九段下~高田馬場系統、「九段上停留所」より徒歩1分。
どこで降りても目印や地図があるので迷うことなく到着できると思います。
靖国神社の境内では白い鳩をたくさん見かけます。
ここの鳩は神楽堂の隣にある鳩舎で飼育されており、白鳩を一斉に放つ「放鳩式」があり、たくさんの鳩が勢いよく空へ飛び立つ姿が圧巻です。
終戦記念日の靖国神社には基本的には先祖を戦争で亡くした遺族が多いのですが、政治家やそれを追う報道者、それにデモ隊や観光客など、実にさまざまな人で溢れかえっています。
静かに祈りを捧げたい場合は、日にちを少しずらしてみるのもいいかもしれません。