京都の初詣2022に何をお願いしますか?せっかくですから、新年最初のお参りには、ご利益のある神社に行きたいですよね。
ここでは京都の中でも特に良縁や縁結びにご利益のある神社をご案内します。ところで良縁と縁結びって実は意味が違うことをあなたはご存知でしたか?
さらにパワーアップ間違いなしの人気のお守りも紹介しちゃいますよ。2022こそ恋愛運をアップさせたいと思っているあなたは必見です!
良縁と縁結びの違いについて
恋愛運アップを神様にお願いするといっても、人それぞれ願うことは少しずつ違いますよね。
実は良縁と縁結びの意味も違います。ここではよく神社のご利益で目にする『良縁』と『縁結び』それぞれについてお話しします。
まずはそれをよくわかった上で初詣に向かいましょう!
良縁とは?
たとえば恋人いない歴○年など、恋愛自体無縁または疎遠になってしまっている人が願い事をする場合、あなたなら何とお願いしますか?
やはり「素敵な人と出会えますように」とか「運命の人と出会えますように」などとお願いしませんか?
それらにご利益があるのは『良縁』を掲げている神社になります。まだ相手に恵まれていない人が願うのが『良縁祈願』というわけです。
縁結びとは?
素敵な恋人がいて順調にお付き合いしている人なら、「このままこの人と結婚できますように」や「末永くこのご縁が続きますように」といった願い事になるでしょう。
また意中の人はいるけれども思いが通じていない、いわゆる片思いの人なら「この恋が叶いますように」とか「両思いになれますように」などの願いとなるでしょう。
これらの場合『縁結び』を掲げている神社にお参りすればご利益に授かれます。特定の人と結ばれる、結ばれ続けることを願うのが『縁結び祈願』となります。
『良縁』と『縁結び』の違いがわかったところで、さっそく京都の神社とお守りを紹介しましょう!
京都の初詣2022良縁や縁結びの神社①
八坂神社(大國主社・美御前社)
2016年の初詣参拝者数ランキング2位の八坂神社には、約100万人の人が初詣に来ています。
そして良縁祈願にご利益があるのが、八坂神社内に鎮座する大國主社と美御前社です。
境内マップはこちら↓
神様について
「大國主社」が良縁の神様と親しまれている理由のひとつが逸話にあります。祀られている大国主命は出雲大社の主祭神で、神話イナバの白兎で有名な神様です。
白兎を助けたのちにその兎の計らいで、美しいお嫁さんを6人と180人の子供を授かったという話が良い縁に巡り合える=良縁の神様となったのです。
また、美のパワースポットとして人気なのが本殿右奥に鎮座する「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」です。宗像三女神(むなかたさんじょじん)と呼ばれる美の三女神が祀られていています。
中でも市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は美貌、財福、芸能の神様として親しまれていて、舞妓さんにも絶大な人気があるんですよ。敷地内の美容水も人気のひとつです!
美御前社で身も心も美しくなることを願い、大國主社で良縁に恵まれることをお祈りすることが出来る八坂神社へ、良縁祈願をしたいという人は初詣にぜひ訪れてみてくださいね!
お守り
「美守(うつくしまもり)」・・・女性のための美のお守りです。美しくなりたいと願いながら持っていると叶うはず!?
「縁結び守り」・・・赤い糸で結ばれている良縁に恵まれるよう祈願してあるという有難いお守りです。
所在地:京都市東山区祇園町北側625
アクセス:・京阪祇園四条駅より徒歩約5分
・阪急河原町駅より徒歩約8分
・JR京都駅よりタクシー乗車で約15分、もしくは市バス206番乗車祇園下車すぐ
ホームページ:http://www.yasaka-jinja.or.jp/
京都の初詣2022良縁や縁結びの神社②
大原野神社
奈良にある春日大社の第一分社として「京春日」とも呼ばれている大原野神社
は、あの紫式部も崇めていた神社として源氏物語にも登場しています。
春日大社では、鹿が神の使いとされているため奈良公園周辺は鹿がたくさ
ん歩き回っていることで有名ですが、ここ大原野神社も境内には鹿の手水舎、
神鹿(狛鹿?)がオスメス一対で、参拝者を迎えてくれます。
神様について
御祭神は、建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)・伊波比主命(いわいぬしの
みこと)・天之子八根命(あまのこやねのみこと)・比売大神(ひめのおおかみ)
の四大明神が祀られています。
その中の比売大神が女性の守護神として、良縁を授けてくださるとして人気の
スポットとなっています。
お守り
「良縁御守」・・・撫子色(なでしこいろ)と萌黄色(もえぎいろ)と呼ばれる
美しい淡い色のお守り。どちらにするか迷ってしまいますね。
「神鹿縁結び土鈴」・・・一対になった紅白の鹿の土鈴は良縁にも縁結びにもご利益があるそうです。
所在地:京都市西京区大原野南春日町1152
アクセス:・JR京都線「向日町駅」下車 阪急バス南春日町行き「南春日町」
下車 山の方向へ徒歩約8分
・阪急線「桂駅」下車 市バス臨西2番にて「南春日町」下車
山の方向へ徒歩約8分
ホームページ:http://oharano-jinja.jp/
京都の初詣2022良縁や縁結びにおすすめの神社③
地主神社
京都で縁結びといえば、まず地主神社の名前が挙がるくらい有名です。清水寺のすぐ左手にあるので、修学旅行生にも人気のスポットです。
中でも有名なのは、いにしえより名高い願掛けの石、通称「恋占いの石」と呼ばれています。
この石については、縄文時代の物であることがアメリカの原子物理学者ライル・ボースト博士によって証明されています。
歴史の重みも感じる神秘の石、「恋占いの石」に恋の行方を知りたい人たちが、今日も長い列を作っています。
神様について
実はここの主祭神は大國主命です。良縁とさらにその後のご縁もしっかり結んでくださるということなのですね。
そしてこの地主神社には、商売繁盛や一願成就、開運招福などたくさんの神様もお祀りされているので、初詣のお参りにもピッタリです!
お守り
「ふたりの愛」・・・両思いの相手がいる人、夫婦などにおすすめ。愛をしっかり育んでくれることを願う人に。
「愛のちかい」・・・恋人といずれは結婚したいと願う人に、心をつないでくれる金と銀のペアの鈴の付いたお守りです。
「幸福の鈴」・・・神聖な鈴の音がこれからの二人のしあわせを呼び込んでくれ
ます。
所在地:京都府京都市東山区清水1-3-17
アクセス:京阪本線「清水五条駅」下車 徒歩約22分
京阪本線「祇園市場駅」下車 徒歩約25分
JR京都駅から市バス206系統もしくは100系統「五条坂」下車
徒歩約10分
阪急河原町駅から市バス207系統「清水道」下車 徒歩約10分
ホームページ:http://www.jishujinja.or.jp/
京都の初詣2022良縁や縁結びの神社④
貴船神社
京都のパワースポットとしても有名な鞍馬山。その中に鎮座する貴船神社も縁結び神社としても最強クラス!!と言われています。また復縁の神様としても有名です。
平安時代の歌人和泉式部は、多くの恋愛経験を歌にして詠んだことで有名ですが、離れてしまいかけた夫の愛を取り戻せるよう貴船神社に参拝し、みごと復縁できたという逸話があるのです。
神様について
貴船神社には、本宮・奥宮・結社とあります。縁結びの神様は結社にお祀りされている磐長姫命(いわながひめのみこと)なのですが、実は悲恋の後に深い愛から縁結び、復縁の神様となったのです。
父である大山祇神(おおやまつみ)は、磐長姫命と妹である木花咲耶姫命(このはさくやひめのみこと)とペア?!で、天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)のもとに嫁がせました。
岩が動くことがないような永遠の命、長寿健康から磐長姫命を。今後花が美しく咲くよう、未来繫栄から木花咲耶姫命を、という願いが込められ二人一緒に嫁がせたのです。
しかし見目麗しい木花咲耶姫命に比べ、磐長姫命は美しくなかったため、父親のもとへ返されてしまいます。
本当なら相当ショックなはずですが、磐長姫命は自分を恥じて「吾ここに留まりて人々に良縁を授けよう」と、他の人の幸せを助け祈るために御鎮座されたそうです。
まさしく神対応ですが、本当に素晴らしく心の清い女性ですよね。ちなみに磐長姫命の父である大山祇神の怒りにより、天孫瓊々杵尊は短命だった上、子孫の天皇家も人間と同じ寿命になってしまったということです。
参拝のルール
まず守らなければならないのが順路です。①本宮➡②奥宮➡③結社の順番にお参りしましょう!縁結びを祈願しに来たからといって結社だけお参りに行くのはルール違反ですよ。
それと恋人同士での参拝の場合は、鳥居をくぐる際だけは別々に、肩を並べてではなく一人ずつ通りましょう。そうしないと陰陽のバランスが崩れてしまうそうです。
ちなみに今日ではどこの神社でも目にする絵馬の発祥地もここ貴船神社だそうですよ!
お守り
「結び守」・・・結び文をモチーフにした形の人気のお守りです。恋人とペア
で持つとさらに縁が深まること間違いなし!
「水まもり」・・・境内にある神水の湧水をモチーフにしたこのお守りは、開運
と縁結びのご利益があるとのこと。
所在地:京都市左京区鞍馬貴船町180
アクセス:JR京都駅→奈良線「東福寺駅」下車→京阪電車「出町柳駅」
下車→叡山電車「貴船口駅」下車 33系統バス「貴船」下車 徒歩5分
ホームページ:http://kifunejinja.jp/
京都の初詣2022良縁や縁結びにおすすめの神社まとめ
京都には多くの神社があり、毎年たくさんの初詣参拝客が訪れます。それぞれの人が様々な思いでお参りする中で、恋愛成就を願う人はきっと多いことでしょう。
あなたも新年の初詣に良縁、縁結びを祈願するなら、ぜひご利益のある京都の神社をお参りしてくださいね。