アロマにもよく用いられる人気の花、ラベンダー。香りのよさだけでなく、見た目にもきれいなうす紫色の花を付けるので「ラベンダー色」という呼び名がよく使われていますね。
このとても愛らしい花であるラベンダーの花言葉を、あなたはご存知でしょうか。
英語の場合や、イギリスの場合では違うのでしょうか。ここでは、ラベンダーの花言葉の由来や意味を違いもしっかり踏まえて見ていきます。
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日本のラベンダーの花言葉の由来と意味
日本でのラベンダーの花言葉は「疑い」「不信」「あなたを待っています」です。明るい色や癒しの香りからはなかなかイメージしにくく、意外な印象を受けますよね。
ラベンダーの語源は、ラテン語から来ていて「洗う」を意味する「lavare」が名前の由来です。
というのも、古代ローマでラベンダーの花を浴槽に入れて、湯あみをする習慣があったので、その名前になったと言われています。名前のとおりとても清潔感のある香りですね。
また、ラベンダーの香りには精神を安定させる効果があり、そこから別の花言葉が派生してきたのです。
まず興奮を安定させる働きから「沈黙」の花言葉が生まれました。ほかにも、この花はなぜここまで強い香りがするのだろう、という気持ちから「疑い」の花言葉が生まれたのです。
ラベンダー畑が人気のデートスポットになっていることからも、この花言葉を知らない人が多いのではないでしょうか。恋人が知っていたらと思わず気になってしまいますね。
英語の場合
「devotion(献身的な愛)」「silence(沈黙、静寂)」「distrust(疑い)」とされています。
花言葉の一つ「疑い」という言葉は、日本語訳には含みきれない、「期待」というニュアンスを持つ花言葉ではないかと言われています。
わくわくと待つ期待と、本当にそうなるのかと疑ってしまう思い。そう考えると「疑い」は、もう少し、明るいニュアンスの花言葉なのかもしれませんね。
たとえば、恋人は自分のことを好きなのだろうかと考える気持ち。もしくは、今は仕事や学校生活が上手く行っているけど、このまま上手く行くのか疑う思いに近いのかもしれません。
イギリスの場合
さらに今まで述べてきた「疑い」は、イギリスのラベンダーの花言葉と言われています。
こんなに小さな花びらから、これほど強い香りを感じるのはなぜだろうか、という気持ちから生まれた言葉とされています。
イギリスの場合は、そこからさらに、「私に答えてください」という意味の花言葉もあるのです。「どうしてなのか、答えてください」という意味ですね。
順に並べると言葉の変わり方がよく見えてきますが、こういった変化の過程には思わず驚き、言葉の奥深さを感じますね。
ラベンダーをプレゼントする際の一工夫
ラベンダーの花言葉には意外な意味がありましたよね。花言葉の意味を知ってもなお、プレゼントしたいと思ったり、スポットに行きたいと思ったりしてしまうほど可愛い花ですよね。
ラベンダーのお花を人にプレゼントするときは、相手がラベンダーを確実に好きだとわかっている場合はもちろん問題ないでしょう。
さらに、「香りがよくて素敵だったから」「色がとてもきれいだったから」などプラスのイメージで選んだことがわかる一言を添えてみましょう。相手がもし花言葉を知っていたとしても安心ですね。