お腹が冷たい痛い!そんなとき実は隠れ冷え性かもしれません。また、お腹が冷たくなる内臓型冷え性は手足が温かいため、自覚症状もない場合が多く厄介なものです。
これからは暑いシーズンになりますが、むしろ冷房の影響や冷たいものを食べたりする、夏のほうが内蔵型冷え性は悪化する危険性が高いので注意しましょう。
今回はお腹が冷えて痛くなる、内臓型冷え性の原因と改善方法などを紹介していきます。
お腹が冷たい原因
お腹を冷やさないためには血のめぐりを良くする事が大事ですが、筋肉量が少ない女性は内臓までしっかり血がめぐらずに、慢性的にお腹を冷やしやすいといえるでしょう。
生活習慣も大事で、運動不足は筋肉が衰え、熱を作りづらい体質にしますし、食生活も体を冷やすものばかり食べたり、ダイエットも内臓型冷え性の原因になります。
お腹が冷えない体質になる改善方法
内臓型冷え性は自律神経の失調によるものなので、治すための薬もありません。
治すためには体質を改善するしかなく、ご自身の生活を見直す必要があります。以下の方法で体質改善を目指しましょう。
運動をする習慣をつけて、熱を作りやすい体質に変えましょう。おすすめは激しいスポーツなどよりもウォーキングやエクササイズなどゆっくりと体を温めていけるものが良いです。
食生活を見直して、体を冷やすものは控えます。野菜を食べるときもサラダなどは控えて熱の通ったものを食べるようにします。辛いものは食欲を増進させますし、体も温まりますのでおすすめですよ。
飲み物も冷たいものを出来るだけ避け、温かいものを取るようにします。ココアや紅茶はおすすめです。
お腹を冷やさない方法
内蔵型冷え性の方は前述のような改善方法を行っていても、気を緩めると、すぐにお腹を冷やしてしまうものです。
これより夏の場合と冬の場合に分けて具体的にお腹を冷やさない方法を解説していきます。
夏の場合
お腹を冷やしやすい方は、夏で暑くてもアイスやかき氷などの食べ物は言うまでもなく厳禁です。なにもいいことはないので我慢しましょう。
冷房の風も大敵ですので、カーディガンやもしくは腹巻きもお腹を直に温めて効果的です。
腹巻きというとおじさんがつけてる印象がありますが、最近はオシャレなデザインの腹巻きも出ていているので、見た目も気になる方は調べてみてはどうでしょうか。
また寝るときも注意が必要です。うっかり扇風機をつけっぱなしにして寝てしまい、気づいたらお腹が冷えてしまったなんて事がないように、扇風機にタイマーをかけることや薄い毛布をかけるなど常にお腹が冷えないように留意しましょう。
冬の場合
冬の場合、お腹が冷えないための服装として、マフラーが効果的です。首には太い血管が通っているので、温めるだけでも体全体が暖かくなります。
女性の方は、冬になったらスカートを履かないと言う方もいるかもしれませんが、仕事などでやむを得ず履く時もありますよね。
そんな時はインナーをうまく利用して乗り切りましょう。ヒートテックタイプの物もよく出回っているので調べてみてはどうでしょうか。
お腹が温まる方法
これまで、お腹が冷えて痛くなる、内蔵型冷え性について原因や改善方法等を解説してきましたが、もっと効率よくお腹を温める方法はないの?という声にお答えして以下の方法をご紹介します。
お風呂はシャワーだけで済まさずにしっかりと湯船につかりましょう。半身浴で少し熱めのお風呂に20分程度つかっているのは、体の芯まで温まり効果的です。
湯たんぽやカイロをお腹に直接当てて温めます。外出するときはカイロをつけて、家にいる時は、10分程度湯たんぽをお腹に当ててみましょう。すぐにお腹が温まり、精神的にも楽になるはずです。
お腹が冷えて痛くなる内蔵型冷え性を放って置くと、様々な病気の原因にもなります。
治療には地道な努力が必要になりますが、毎日を意識的に過ごして早期の治療を目指しましょう。