バーベキューコンロのコールマンとロゴス、どちらが優れているのでしょうか?
結論を言えば、製品の性能やコストパフォーマンスに大きな違いはありません。コールマンを選んでもロゴスを選んでも、家族でバーベキューをするに大きな問題はないでしょう。
もともと、日本にキャンプ(バーベキュー)を普及させたのがコールマンといわれています。ロゴスはコールマンの後追いで作られたメーカーですが、現在では値段も質もコールマンと大きな違いがないのが現状なのです。
それでも、ロゴスかコールマンか迷う人のために、これから解説していきます。さらに同じメーカーでもキャンプ場の状況や、参加者によって選ぶべき商品が違うので、その点もみていきましょう。
出典 http://img01.naturum.co.jp/goods/02567/968_1.jpg?h=800&w=800&q=80
コールマンとロゴスで迷ったら、これだけは覚えておこう。
コールマンとロゴスのコンロの画像を並べました。デザインは違いますが、同価格帯、同程度の性能です。
人気という意味ではロゴスよりもコールマンの方が若干上です。キャンプ場に行くとコールマンの商品が目立ちます。歴史的には日本にキャンプというものを広く普及させたのがコールマンなのです。
迷うならコールマンにしておけば無難ですが、多くの人が集まるキャンプ場だと他の人と重なる可能性がありますね。
ロゴスはコールマンの後追いで作られたメーカーです。しかし、後追いだから駄目などということもなく、安価で良質な製品を展開しています。コストパフォーマンスはロゴスのほうが若干上と考える人もいるようですね。
しかし、コールマンもロゴスも低価格帯から高価格帯まで色々な商品を出していますから、ロゴスならコールマンより安いともいいがたいです。
結局、歴史的な流れはともかくとして、現在ではコールマンもロゴスも、同価格帯なら同程度の性能があると思って構わないでしょう。あとはデザインの好みなどで選んでみてはどうでしょうか?
年に一回、家族でバーベキューなら安いもので十分!!
写真はコールマンのクールステージツーウェイグリル。お値段は5,000円程度です。家族でバーベキューを楽しみたいくらいなら、このくらいのお値段帯のもので十分でしょう。ただし、この商品はハシまで熱くなるので小さなお子様がやけどしないように注意する必要があります。
子どものやけどを心配するなら、高級グリルの方がいいかも!?
出典 http://ecx.images-amazon.com/images/I/81nul23jiKL._SL1500_.jpg写真はコールマンのロードトリップグリルです。
お値段は27,000円程度。少しお高いですが、最大の利点はやけどをしにくいこと。小さなお子様がいらっしゃるのであれば、こういうコンロも選択肢に入ります。また火をつけるのが簡単ですし、とっても便利ですよ。
炭火で鉄板は難しいと知っておこう!
出典 http://www.geocities.jp/hmrmyamada/camp/P1100090bbq2.jpgせっかくのバーベキューなのだから、炭火でやってみたい。
そう思う方もいるかもしれません。それはもちろん結構なことですが、炭火でバーベキューをする際にはいくつか注意点があります。
鉄板は使えない
焼きそばなどを作るのに、鉄板もあれば便利!
そう思うかもしれませんが、炭火のコンロでは鉄板を使用できないと思っておきましょう。なぜなら、炭火は温度調整が難しく、あっという間に鉄板が熱くなり、すぐに具材が黒焦げになってしまうからです。
火をつけるには慣れが必要
炭火の火をつけるのは結構大変です。
これは私の経験ですが、幼いころ父や叔父が庭でバーベキューをしようと炭火のコンロを持ちだしたのですが、3時間たっても火がつかなかったことがあります。結局、その時は普通に家のガスコンロで母が肉を焼きました。
これは家の庭だったからまだなんとかなりましたが、キャンプ場で火がつかないと悲劇です。最初は経験者と一緒に使うべきでしょう。
バーベキューコンロを使うなら持っておきたい道具集
出典 http://img01.naturum.co.jp/goods/00841/302_2.jpg?h=800&w=800&q=80バーベキューコンロを使うなら持っておくべき道具がいくつかあります。
具体的に見てみましょう。
着火剤
炭のコンロを使うならぜひ持っておきましょう。昔は新聞紙などを使いましたが、それだといくらがんばってもなかなか火がつきません。
トング
具材をつかむためのトングも必要です。箸を使う方もいますが、家のホットプレートとは違います。実際に火が出ているわけですから、トングを使ったほうが安全でしょう。
木材・木炭
炭のコンロを使うなら、当然必要になります。
消壷
炭の火を消すのに使います。すべて燃やしてしまってもいいのですが、手早くやるならこちらをおすすめ。ただし、重いので大きめの空き缶などで代用する方も多いようです。
バケツ
念のため水を入れておきましょう。何かに火が燃え移った時に助かる……かもしれません。実際はバケツ一杯の水くらいではどうにもならないことも多いのですが、ないよりはあったほうがいいでしょう。
なお、通常火を消すときは水をぶっかけるとコンロを傷めますので注意してください。
コールマンだろうとロゴスだろうと、バーベキューコンロの性能にメーカーごとの大きな違いはあまりありません。それよりも、同じメーカーでも用途に合わせてどんなコンロが良いかを考えるべきです。デザインや大きさ、重さ、値段、焼ける肉の量などを考慮した上で、自分にあったものを選びましょう。
炭火のコンロはたしかに魅力的ですが初心者殺しの一面もあり、鉄板が使えないなどの弱点もあります。初心者だけで行くならガスコンロにした方が便利かもしれません