退職や異動などで職場を離れる季節を迎えます。
見送る側だった自分が見送られる立場になった時、送別会でどのようなあいさつをしたらよいのでしょう。
話はエピソードを含めて長くしたほうがよいのか、それとも短いほうがいいのか。
話さなければならないこと、はなしてはいけないことはあるのかなど……難しいですよね。
今回は、送別会でのスピーチを立場別に例文を用意してご紹介します。
また、スピーチで外してはいけないポイントをあげますので、そちらもあわせてどうぞ!
出典 http://www.shimanesuidoh.jp/223.html
送別会でのスピーチでのポイント
立場別のスピーチでも共通する、おさえておきたい話の流れをのべます。
- 会を開いていただいたお礼をつたえる
- 退職日、異動日をつたえる
- 職場でお世話になったことの感謝の気持ちを伝える
- 新生活への抱負
- 最後にもう一度お礼をのべる
内容はダラダラ長くならないように簡潔にしましょう。
上司に対するスピーチ
本日は私のため、このような会を開いていただきありがとうございます。
会の始めには○○部長から温かいお言葉をいただきまして心から感謝申し上げます。その○○部長でいらっしゃいますが、私とはこの部署に配属となってからのお付き合いになります。
時に厳しく時に優しく、右も左もわからぬ私を力強く導いてくださいました。本当にありがとうございました。
これから△△への異動となりますが、ご指導賜りました営業のイロハを胸に頑張っていく所存です。きょうは本当にありがとうございました。
同僚に対するスピーチ
今日はこんなにも素敵な会をもうけていただき、ありがとうございました。
幹事の○○とは10年来の付き合いで、苦楽を共にしてきた仲です。そうした仲間からこんな風に祝福を受け、本当に幸せに思います。
新天地では楽しい事ばかりでなく辛いこともあるでしょうが、今まで仲間とともに培ってきたものを自信に変えて頑張っていきたいと思います。今日はありがとうございました。
部下に対するスピーチ
本日はこのように盛大な会を開いていただき、感謝申し上げます。皆さんからのお祝いの言葉やサプライズの余興など、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。
今日の送別会を取り仕切ってくれた○○には特にお礼申し上げたい。取り仕切りの一つを見ても、成長したなあと感慨深いですね。安心して退職をむかえられるというものです。
それでは、皆さんの明るい前途を祈念しつつ私の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。
送別会で送られる側のスピーチ例を立場別でご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?上記のポイントや例文をヒントにして、自分だけのスピーチを作り上げてくださいね!