害虫に良い環境なのか、やたらと虫が増えてくるこの時期。暑さで生ゴミなどや台所にわいてしまう虫や卵、気持ち悪いですし爆発的に増える前に対策や駆除をしていきたいですよね。
今回は生ゴミにわく虫の対策や駆除方法を順番にご紹介します。
生ゴミにわく虫は何虫?
生ごみやゴミ箱、配水のまわりにわいてくる虫は3種類あります。
- コバエの幼虫
- ミニウジ虫
- ショウジョウバエ
1番多いのがショウジョウバエという種類です。
食べ物や生ごみに卵を産み付け、そこから大きくなるまで3日ほどといわれています。
一度全滅させるには10日間完璧に駆除することが必要になります。
生ゴミに虫が増える原因
湿気を好む性質のため、水分が多い食べ物や水回り多く発生します。
- 集まりやすい場所一覧
- 流し台の三角コーナー
- お風呂や洗面所など配水ぬめり
- ゴミ箱の中身やまわり
- 観葉植物が近くにあれば、そこに産卵します。
生ごみに虫がわいてきた時の対策
少し居るなという程度でしたら、小さめの容器にビニール袋をかけ、お酒を入れて近くへ置いておき、しばらくして見るとその中に溜まっているので中の水分を出して捨てて下さい。
殺虫ゼリーを置くのもおすすめです。
ショウジョウバエなどの虫はアルコールを好むため、自ら寄せられてきてしまうのです。甘いものや果物も同じなので、食べ終わった果物の皮などをビニール袋へ入れて口を開けておくのも良いです。
生ゴミに大量に虫が発生した時の駆除方法
大量に発生してしまったらまずは全滅させることが大事です。
- 観葉植物は土と場所を変える
- ゴミ箱をきれいに掃除しごみ袋の底に新聞紙を敷き、湿気を起こさないようにする
- シンクや洗面所、お風呂の壁などの配水周りを徹底的にハイターなどで掃除
- 壁や天井、引き出しや流し台の下なども卵が残っている場合があるので、徹底的に掃除
とにかく「水分」を残さないようします。ゴミがでたら放置せずすぐに水分を切って密封して捨てましょう。
大量駆除には殺虫灯がおすすめ
虫が大量発生した場合は、屋内で使える殺虫灯を1日中つけっぱなしにして置くとよいです。
電撃を流して虫を殺虫します。虫が灯に触れると「バチっ」と音がするので、とってもスカっとしますよ。
新たに発生させないためには
生ごみ対策~水分を出さない~
生ごみは腐って水分が発生し虫が繁殖してしまいます。
- 生ごみの袋に入れたら押しつぶして水分を出し切りましょう。
- その後、新聞紙にくるみビニール袋を被せて手でぎゅっと空気を抜けば密封できます。
- 臭いも防げますので、その状態でゴミ箱へ入れていきます。
生ごみ対策~冷凍する~
究極の生ごみ対策ですが、冷凍してしまえば水分問題も匂い問題も片付きます。めんどくさい処理がないのでおすすめ!
夏場だけ冷蔵庫単体をレンタルするものひとつの手段です。
ディスポーザーで生ごみを出さない
ディスポーザーとは生ゴミを粉砕しながら下水に流す処理設備のことです。流し台に後付けもできるようなので検討してみるのも手ですね。
生ごみにわく虫対策まとめ
徹底的な駆除ができても、ずっと続けていくのは結構手間がかかるものなので、虫が発生しにくい環境作りをしましょう。
掃除とちょっとした工夫で虫をシャットアウトして、快適にこの時期を過ごせそうですね。