初盆のお供え 金額の相場は?どのくらい包んだらよいの?表書き書き方とは?

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睡蓮の花

 

故人が初めて里帰りをするのが初盆。生前にお世話になったり、親しくしていた間柄なら初盆の法要に招かれますが、お供え物をどうするか、持参する香典の相場、のし袋の表書きなど色々と戸惑うもの。大切な方のご家族に対し、失礼にならないためにも初盆の基本マナーをおさえましょう。

【画像出典】 http://www.photolibrary.jp/img217/111301_1533573.html

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初盆のお供えとは?

出典 http://www.rakuten.ne.jp/gold/hamaya/images/category/obon/ch_2_img1.jpg

そもそも仏前のお供えは、五供(ごく)とよばれ、香・明かり・花・水・食べ物の5種類です。それぞれに意味があり、まず香は、お線香で成仏への導きを示し、明かりは、故人が迷わず里帰りできるように提灯やローソクで仏前を明るくするためです。

仏前を華やかにするお花は、とげがあったり香りが強いものは避けた方が無難。水は浄水と呼ばれ、お盆中は毎日供えましょう

食べ物は故人が好きだったものを、旬の物(初物)、里の物(お米、もち、菓子類)、山の物(果物)、海の物(昆布や海苔)から選ぶのが作法です。

初盆に招かれたら、お供え物には昔から提灯が最適とされていますが、提灯は室内でかさばったり、多く頂いても置き場所に困るため、代わりにお提灯代として現金や五供のお供え物を持参するのがメインのようです。

 

どのくらい包むと失礼がないか

初盆は故人が初めて里帰りする法要なので、丁寧に営まれるため、招かれたら生前にお世話になった感謝と供養の気持ちを大切にして参列したいものです。

香典については、故人との関係や地域のしきたりなどもありますが、相場としては5千円~1万円ぐらいでよいでしょう。フルーツなど籠盛りのお供えを持参するならば香典は少なめでも失礼ではありません。

地域によっては初盆にはお供え物だけで香典は不要なところもあります。

表書きは

不祝儀の表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」「御提灯料」となります。のし下には送り主のフルネーム、夫婦での連名ならばご主人のフルネームの左側に奥様の下の名前を書きましょう。

のし袋へのお札の入れ方は、昔から新札を避けるのがマナーですが、あまりにも汚れて古いお札も失礼です。また4枚・9枚といった縁起の悪い枚数でお札を入れるのもやめましょう。

不祝儀袋はふくさに包んで初盆の法要の当日に持参し、「心ばかりですがどうぞお供えください」などと一言添えてお渡しするとスマートでしょう。

生前にお世話になった方の初盆なら、なおさらマナーに気をつけて参列したいものです。香典の金額やお供え物にも気を配りたいものですが、そればかりに気を取られてやたらと形式的すぎてもいけないもの。

大切なのは故人を偲び、家族に優しく寄り添いながら一緒にご冥福を祈る気持ちなのかもしれませんね。

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