お墓参り。
人生で必ず訪れる場所なのに、そのマナーは一般的に知られてはいなかったりしますよね。そんなお墓参りのマナー、なかなか人には聞きづらいと思います。
そもそも知る機会があまりない方にとっては何がわからないかもわからない、ということが多いのではないでしょうか。子供の頃は良かったけれど大人になればマナーもしっかり身に着けていかなくては、大切な人やご先祖様もゆっくり眠れないのでは……?
そんなあなたの不安を消し去るためにお墓参りのマナーをご紹介いたします。
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お墓参りの時期はいつが良いの?
故人を訪れる日は、あなたが故人を思い出したときならばいつでもかまいません。
一般的なお墓参りのシーズンといえば、お彼岸、お盆、故人の命日…ですね。シーズン以外の日ですとなかなか足を運べない方も多いのではないでしょうか?
また、冠婚葬祭には仏滅や友引は避けるべきだという言葉もよく耳にします。お墓参りには友引も仏滅も関係はありません。
いわゆる仏滅や大安などの六曜と、お墓参りの仏教は関係がないのです。仏滅という文字に仏、が入っているので混同しがちですが本来は「物滅」よって、好きなときに会いに行ってあげることが一番の供養になります。
友人のお墓参りで気になること
仲の良かった友人のお墓参り、行きたいですよね。しかし家族と違って葬儀に参列していなければお墓の場所もわかりません。まずは勇気を出して、ご家族に連絡をとりお墓参りしたいということを伝えてください。おそらく喜ばれると思います。嬉しくないはずがありません。
しっかりご家族に挨拶をして、さらに故人にも挨拶をしてください。大切なのは気持ちです。そのあとはご家族に生前の友人の様子を伝えてあげてくださいね。
ペットを連れて行くのはOK?
お寺、霊園に確認してみましょう。最近ではペットと同じお墓に入る…というスタンスもあるようなので、ペットOKなお寺もあるかと思います。
がしかし、やはりペット禁止の場所が多いことも事実。やはり周りの方々の迷惑になる可能性があります。いくら小型犬でおとなしくても人それぞれ抱く感情は違います。
生前とってもペットを大事にしていた人ならば、人の少ない時間を狙っていくも有りかとは思いますが、なるべくお留守番させましょう。
お寺はなんだか厳かなところで緊張してしまいますが、いちばん大切なのは故人を思う気持ちです。
その気持ちを忘れずに、お墓参りしてくださいね。