餅つきのハウツーを一挙ご紹介!
もち米の準備から実際に餅つきを行うコツまで、しっかりご案内いたします。さっそくまいりましょう!
出典 http://www.towakogu.com/news/img/news_93_1.jpg
もち米の準備のやりかた
もち米は一升(1.4㎏)を十人分として用意します。これが臼での餅つきの最小単位になります。
この分量より少ないと、杵に餅が全部へばりつく等のアクシデントが発生します。
最悪杵が臼をたたき、臼自体を傷めてしまいます。これでは餅つきどころではなくなりますから、注意してくださいね!
用意したもち米は前の日の夜に研ぎ、水につけこみます。
一晩もち米を水の中で寝かせたら、蒸し始める一時間前にザルに上げ水を切ります。
ここから、蒸しの段階です。蒸し器を組み立てる手順を説明しますね。
せいろの中にすのこを敷き、さらにその上に蒸し布巾を広げて敷き入れます。
この布巾の上から水を切ったもち米を流し込みます。このとき、お米をならして高さを均一にしましょう。
最後、布巾をもち米を包むように畳み込みます。
湯を沸かした釜の上へせいろを乗せます。蓋をしたら、二十分ぐらいの時間差で、せいろを重ねていきます(ガスコンロ程度の火力なら2段までが限界です)。
45分から60分蒸します。火力は最大で行います。味見して、おいしく感じる程度の硬さが炊き上がりの目安です。
軟すぎてはいけません。
臼にもち米を入れてつく手順は?
まず、臼と杵が餅を迎え入れられるよう準備をする必要があります。
餅つきの前日から臼には水を流し込みます。杵も水を張った臼の中につけて水に浸します。
こうすることで、臼や杵の木屑が生じにくくなります。翌日、餅をつく15分前になったらお湯で臼と杵をしっかり暖めます。
臼と杵の準備ができたら、いよいよもち米をつきます。
臼を暖めるために張られていたお湯を捨て、炊き上がったもち米を入れます。
杵でもち米を潰していきます。つくのではなく、まずは潰していくのです。体重をかけて作業するのがポイントです。
米粒が大体つぶれたら、杵でつきます。杵に餅がつかないように、適度にお湯で湿らせます。
餅を折りたたむ「返し手」を行います。中心に集めるように餅を折り込みます。
一回つくたびに一回返すのが理想ですが、できる範囲で構いません。頑張って「返し手」を行いましょう。
途中で餅全体をひっくり返します。この作業は1~2回でOKです。
粒がなくなり、全体がなめらかになれば完成です!
こちらの動画を合わせて参照ください。文面のイメージが湧いてきます!
餅つきのやり方と手順の紹介、いかがでしたか?
外してはいけないポイントを網羅しましたので、しっかり上記をふまえればおいしく楽しいお餅つきが楽しめます!
ぜひ、頑張ってトライしてくださいね!