低温やけどの症状と治療・対処方法は?病院に行くべき?

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寒くなる今からの季節、低温やけどに注意が必要です。カイロや湯たんぽなど、「大丈夫」と油断して使用すると危険ですよ?

今回は低温やけどの症状と対処法、病院で治療をすべきなのか紹介していきます!

出典 http://www.ekenkoshop.jp/special/feature_08/

目次
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低温やけどの症状とは?

低温やけどの症状1

低温やけどは、暖かいものを長時間皮膚に当て続けた結果生じるやけどのことをいいます。

低温やけどの特徴

高温で負うやけどとは違い、低温やけどはゆっくりと皮膚の深部までやけどを負ってしまうのが特徴です。

感覚が鈍い足にできやすい傾向があります。特にくるぶし、かかと、すねに起こしやすいです。

低温と名がついてはいますが、症状はやけどと一緒です。やけどは、重症度を1度から3度までに区分されます。

1度のやけど

皮膚の表面でとどまったやけどで、赤くなりひりひり痛みます。

2度のやけど

真皮とよばれる皮膚の少し奥までやけどが及んだ状態を言います。水ぶくれができるのが、このやけどです。

3度のやけど

毛根や汗を作る器官まで焼けてしまったものを言います。皮膚細胞は完全に死に、皮膚は元に戻りません。皮膚移植が必要になる状態です。

低温やけどの症状は、3度までのやけどを負わせる力があります。名前の印象とは裏腹に、大変危険なものなのです。

低温やけどになる時間の目安

大まかな目安として、44度で約6時間、50度で約3分以上皮膚を熱せられると低温やけどを起こします。同じ部分が熱せられないよう注意が必要です。

低温やけどの治療と対処法は?

低温やけどの症状2

低温やけどの度数によって、治療と対処法が変わってきます。

1度のやけど

ひりひりと痛む1度のやけどの場合は、患部に冷水を三十分ほど当てしっかり冷やします。

2度のやけど

2度のやけどの時も、冷水でしっかり冷やします。ただし、やけどの範囲が手のひらの半分程度あるものは病院にすぐ行きましょう。専門の治療が必要です。

しっかり冷やさないと、皮膚の中でやけど進む場合もあります。水ぶくれがひどい場合も、病院にいきましょう。

3度のやけど

3度のやけどは速やかに病院へ行き治療を受けなくてはなりません。

治療は病院でするべき?

低温やけどの症状3

上記でも触れましたが、1度程度のやけどなら水でしっかり冷やせば治ります。病院に行く必要はありません。

2度のやけどで、患部が広い場合はすぐ病院で治療を受けましょう。バイキンが入り感染症を起こす危険性があります。

3度は救急車を呼ぶレベルです。皮膚移植等の治療が必要です。

ケースによりけりですが、不安を感じたら病院へ行き適切な治療を受けましょう。

まとめ

低温やけどの症状と治療法、いかがだったでしょうか?

低温やけどは想像以上にこわいやけどです。重い症状になりやすいので注意が必要です。

カイロや湯たんぽを使用する際には、布にくるんで暖かさを調節する必要があります。体に触れる位置をころころ変えたりするのもおススメです。

暖房器具を意識的に正しくつかって、低温やけどを予防しましょう!

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