ハイキングをしながら紅葉を楽しみたい。そういう方には、茨城県を代表する紅葉スポットである、花貫渓谷がオススメです。
近くの海岸線から12キロほど入ったところにある花貫渓谷は、紅葉の名所として有名な汐見滝吊り橋と、花貫川の渓流に沿った自然に囲まれた小滝沢キャンプ場を中心にめぐるハイキングコースが設置されており、絶景を見ながらハイキング楽しむことができます。
それでは、花貫渓谷の紅葉のみどころ、ハイキングコースの情報などもお伝えしますね。
出典 http://photo575.img.jugem.jp/20091013_1096854.jpg
花貫渓谷の紅葉2014の見頃と時間は?

出典 http://www.takahagi-kanko.jp/files/event/big/img01_1118.jpg
紅葉の見頃は、11月中旬から下旬にかけてでしょう。なお、11月1日(土)から30日(日)までは「紅葉まつり」が開催されます。期間中は、市内の特産品や農産品の販売や、屋台が立ちならびます。
さて、花貫渓谷は茨城県有数の紅葉の名所として全国的に有名で、旅行代理店の団体ツアーの日程に組み込まれることも多く、相当の混雑が予想されます。訪れる方は、早めの時間帯の来訪をオススメします。
花貫渓谷の紅葉2014のみどころは?

出典 http://ms-cache.walkerplus.com/walkertouch/wtd/images/l2/83425.jpg
なんといっても、花貫渓谷の一番の見どころは、「汐見滝吊り橋」の付近でしょう。長さ60メートルの橋の下を流れる、花貫川の川沿いから生い茂るもみじが左右からせり出し、まさに紅葉のトンネルというべき美しさ。吊り橋からは、勢いよく流れ落ちる「汐見滝」をながめることができ、壮大な滝と紅葉とのコラボレーションを楽しむことができます。
ハイキングコースや周辺観光スポットは
設置されているハイキングコースは2つ。普通車40台の駐車スペースがある大能駐車場を出発し、汐見滝吊り橋を通り、小滝沢キャンプ場をめぐって、また大能駐車場に戻る、1.8キロ、所要時間35分ほどのコース。
そして、普通車80台と大型バス20台が駐車可能な花貫駐車場から、汐見滝吊り橋と小滝沢キャンプ場をめぐる、2.8キロ、65分のコースの2種類が用意されています。
トイレが狭く、混雑しやすいとの口コミもありますので、ご注意ください。
周辺の観光スポットは、渓谷から車で5分の距離にある花貫ダムがあります。ここは、日本で数少ない「海のみえるダム」のひとつです。高さ45メートルの高さから下流をながめると、その先には太平洋が見渡せます。入場時間は9時から16時となっております。
そして花貫渓谷の紅葉シーズンには、渓谷の駐車場に屋台が立ちならびます。ここでは、茨城名物の常陸牛の串焼きをはじめ、けんちん汁などは美味しく、そして気軽に味わうことができます。
グルメ情報もお届けします。花貫渓谷からはちょっと遠いですが、車で1時間10分、電車だとJR常磐線と鹿島臨海鉄道を乗り継いで行く大洗駅では、水戸印籠弁当を味わうことができます。かつて水戸光圀公が愛食したという、ご当地の納豆や茨城豚のしゃぶしゃぶが入っていたりと見た目は豪華ですが、薄味で丁寧な味付けが評判です。茨城に行ったら一度は食べてみたい一品ですよね。
花貫渓谷の駐車場状況や入場料は?

出典 http://img.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/33/12/95/src_33129543.jpg
花貫渓谷の駐車所では、紅葉シーズンのみ維持管理費として、1日500円の料金が必要です。
全国的に紅葉の名所として有名な渓谷は県外からも多くの観光客が訪れ、周辺の駐車場も午前中の段階ですべて満車となります。周辺も5キロもの渋滞が続くことも珍しくありません。
渓谷の入場料は無料となっております。
花貫渓谷の紅葉は全国的にも有名ですが、それなりの混雑も予想されますので、早めの時間帯の出発を心がけましょう。多くの旅行代理店も、渓谷への日帰りのバスツアーを用意していますので、初めて行こうと思う方はそちらを利用するかとよいでしょう。
人生のうちに一度は行ってみたい紅葉の名所、それが花貫渓谷です。今年の秋こそ、ぜひ足を伸ばして出かけてみませんか。