子供から大人まで楽しめるハロウィン映画って結構あることをご存じですか?ハロウィンといえば、仮装をしたり、お菓子をもらったり、街も飾られ賑やかになり、こちらもワクワクしてしまうものですよね。
しかし、子供にとってはオバケに魔女、くり抜いたカボチャ・・・何だか不気味なものばかり!?ハロウィンって怖い!なんて思ってしまう子もいるかもしれません。
そんな子供のいるご家庭に向けて、家族みんなで楽しめるハロウィン映画について、いくつか紹介します。
出典 http://livedoor.blogimg.jp/clock510/imgs/8/f/8fafc45a.jpg
くまのプーさん/ランピーとぶるぶるオバケ
ハロウィンを題材にした、カンガルーのルーとその親友ランピーが大活躍する話。
初めてのハロウィンを楽しみにしているランピー。しかし、オバケのゴブルーンの話を聞いたとたん、こわくて震え上がってしまいます。
ゴブルーンは捕まえると願いを叶えてくれるオバケ。その話を聞いたルーとランピーはゴブルーンを捕まえに冒険に出ますが、途中ではぐれてしまって・・・。
子供も大好きくまのプーさん。そういった点では幼い子供も引き込まれやすい作品だと思います。また、おとぼけプーさんや素直なルーの言動がとっても愛らしくて・・・。
大人も、森の仲間たちの友情とまっすぐさに胸を打たれるかも。誰もが知っているキャラクターだけに、ハロウィンの仮装もしやすいはず。
キャスパー
とある古い屋敷に住みついているオバケのキャスパーと、そこにやってきた人間たちとの交流を描いたファンタジーCG映画。
キャスパーは友達もなく、一緒に住む意地悪な3人組のゴーストからこき使われる日々。ある日、心霊学者のハーヴェイ博士が娘のキャットと共に、キャスパーたちが住んでいるこの屋敷に住みこむことになる。
その目的は、オバケを追い出すことだった。
しかし、キャットに親近感を持ったキャスパーは彼らの前に姿を現す。最初はこわがっていたキャットだったが、心優しいキャスパーに次第に心を開いていく・・・。
そんな中、博士たちに幽霊退治を依頼したモリアーティがやってくる。彼女の狙いは、屋敷に隠された秘宝だった・・・。
何より、主人公のキャスパーがとっても可愛い!見た目だけでなく、しぐさや表情もいちいちツボです。オバケが大の苦手の私ですが、キャスパーは全然こわくない。(笑)
どうせ、昔のCGアニメーションでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、この作品は現在の技術と見劣りしません。
まるで、ガウディのようなお屋敷も素敵だし、仮装パーティなどなど、子供だけでなく大人もワクワク、そして最後は素直に感動できる作品がこれ。
モンスターズインク
子供部屋のドアの奥に広がるモンスターズシティが舞台。
人間の子供を怖がらせ、吸い取った悲鳴をエネルギーに変え、街に供給しているモンスターズインク。そこで働く、見た目は恐いが優しい心を持つサリーとその相方マイク・ワゾウスキ。
ある日、モンスターたちから「危険」と恐れられていた人間の子供がこの街に紛れ込んでしまう!何としてでも捕まえようとするモンスターたちから子供を守り、人間の世界へと帰してあげようとサリーとマイクは奮闘する。
最初にこの作品を見たとき、サリーの毛の一本いっぽんまで本物のようにリアルで、CG技術のすごさに驚いたのを覚えています。
見かけとは裏腹に、少しばかりマイペースで優しい心を持つサリーと、テンポよくサリーにつっこむマイクの掛け合いもまた面白い。
色とりどりのモンスターの世界は、ハロウィンに家族でみるのにおすすめです。子供がする、マイクの仮装姿も可愛いですね。
魔女の宅急便
魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子「キキ」が修行のため猫のジジを連れて、見知らぬ街へ旅立つ物語。
キキが定住するために選んだ街は、大都会コリコであった。魔女の風習があまり残っていない大都会での生活は、キキにとっては戸惑いの連続で・・・。
そんな中でもキキに好意を寄せてくれるパン屋のおソノさんや、一見不良っぽいが実は優しい心を持つトンボに救われ、自分の居場所を作っていきます。
13歳という、思春期における様々な感情と向き合いながらも成長していく女の子の話です。
キキが悩んだり、傷ついたり、喜んだりしながら成長していく姿を見て、自分もそうだったなぁ、なんて私たち大人もどこか懐かしい気持ちになれたり・・・。
まるで、キキが「子供だってたくさん悩んで考えてるのよ!」って代弁してくれているようです。
ハロウィンの仮装でも、黒いワンピースと赤いリボンをすれば、それなりにキキに見えるので、チャレンジしやすいかもしれませんね。
ちなみに、この作品、実は原作があり、原作は6巻まで続いています。なんとキキは35歳にまで成長!映画「魔女の宅急便」のその後・・・こちらも気になりますね。
スポンジ・ボブ うれし!うらめし?ハロウィーン
以前、NHK教育テレビでも放送されていたスポンジ・ボブのハロウィン作品。
こわがりのスポンジ・ボブは、毎年ハロウィンになるとみんなから、怖がらせられてばかり。今年こそは!とオバケの衣装を身にまとい、伝説のオバケになりすますが・・・。
これ、とってもおもしろいです。大人も笑えます。ハロウィンだけに限らず、嫌なことを忘れたいときや、親子げんかをしてしまった後に一緒に観てもいいかも。
そして、10個の作品が収録されているので、幼い子供に長い時間テレビを見せたくないわ、という人にはちょうどいいかもしれません。
小さい子供から大人まで、一緒に楽しめる映画を紹介しました。ハロウィン映画をきっかけに、家族みんなで会話がはずんだり、リビングで過ごす時間が増えたり、DVDを借りにおでかけしたり・・・。
せっかくのイベントですもの。どうせなら家族みんなで楽しみたいですもんね。
素敵なハロウィンをお過ごしください。