菊の育て方!肥料や土はどうする?プランターで育てるには?

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菊の花と聞いてみなさんはどんな菊を想像されますか?日本人にとって菊はとても馴染みのある花のひとつだと思います。昔から私たちの生活や風景の中にある花と言ってもいいでしょう。

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キク科に属する花の種類は、世界中のものを合わせると、ざっと21000種ほどあると言われています。ヒマワリ、マーガレット、ガーベラなど、花びらが多い花のほとんどがキク科です。

このように種類が多い分、性質や特徴も多種多様となりますから、それぞれに応じたやり方で育てることが大切です。ここでは、一般的な菊の育て方をご紹介したいと思います。

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菊を育てるための肥料と土について

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菊は宿根草(しゅっこんそう)の種類の花です。そしてこの宿根草のものは、ほかの草花に比べると肥料を非常に多く消費します

宿根草の植物は、多年草のうち、冬期または夏期に地上に出ている茎や葉は、枯れ死(休眠)しているのですが、地面の中の根株の部分は生きているので、春にはふたたび新しい芽を出し生育するのです。

この宿根草である菊に必要な肥料についてですが、まずは元肥です。植え付けの時に緩効性化成肥料(マグァンプKなど)を用土に混ぜ込みますが、菊用の土を使用する場合、すでに配合されているものが多いので、購入時に確かめましょう。

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次に置き肥です。これは、生育期に肥料切れを起こさないためのものです。乾燥肥料の油かすなどが一般的で、土の上に数粒置いて軽く土をかけます。

ただし、油かすは、葉っぱを育てるための窒素しか含まれていません。生育期はこれだけでもいいのですが、開花期には適さないので注意しましょう。

結局肥料食いの菊は、追肥をしなければ足りない状況になります。追肥には速効性のある液肥(液体肥料)を使用しましょう。

生育期には窒素が多い液肥をやり、開花期にはリン酸の多い液肥をやる・・・といったように時期に合わせてバランスよく使用することが大切です。

液肥を薄める場合は正確に分量をはかって使用しましょう。濃すぎると肥料障害を起こすこともありますし、逆に薄すぎた場合は肥料の効果が出ないということになってしまうからです。

このように菊を育てるには、肥料がたっぷりと必要時期に合わせて肥料を選ばなければならないということを覚えておきましょう。

次にについてです。菊の多くは酸性の土を好みます。直植えする花壇などがコンクリートのそばなどアルカリ性の土に近い場合は、鹿沼土を混ぜて弱酸性の状態になるようにし、腐葉土も混ぜると、より適した土になるでしょう。

また、先ほども紹介しましたが、市販されている菊用の土を使用する方が育てるのが簡単です。

菊は根っこも通気性が良ければ肥料の吸収率もいいので生育もよくなります。菊用の土は、その点を配慮した配合で、作られているので安心です。

プランターで菊を育てるには?

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菊を植える場所の条件は、風通しと日当たりと水はけの良い場所です。この条件が合えば、プランターでも育てられます。

プランターは必ず水はけを良くするための穴がしっかり開いているものを選びましょう。そして底石を敷いてから、菊用の土を入れて植え付けましょう。

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植え付ける時期は、菊の種類にもよりますが、3月から5月、もしくは9月、10月あたりが適しています。

水やりは土が乾いたらしっかりと水をあげるということが基本です。苗の植え付け時期の水やりは、プランターの排水穴から水が流れ出るくらいの量を。そして完全に土が乾くのを待ちます

そうすることで、乾燥後に根っこに酸素が行きわたります。その酸素をしっかり吸収することが良い生育につながります。

そのやり方で成長後も水をやりますが、つぼみが出始めたら、水を多く必要とする生育期です。乾燥も大事なのですが、水切れを起こすと花が咲きにくかったり、咲いても散りやすかったりします。

夏場は2回(朝と日暮れ後の夕方)しっかりと水をあげます。冬場は休眠中のものが多いですから、1週間に1回、乾燥しすぎない程度で。時間帯は夜間の凍結を避けるため、暖かい昼間に水をあげましょう

適度な乾燥と水やり時期をきちんと把握し、見極めることが必要です。また、茎や葉に水がかからないように、根元にやることも大切です。

そして菊は、上へ上へと伸びていくので、茎を切り取る切り戻し(いらない茎や枝を切り落とすこと)をするほうが良いです。

背丈が伸びすぎると、先端の花に養分を行きわたらせるために下葉が茶色に変色するので、見た目も悪くなります。

切り戻しをすることで、枝分かれするので、形を整えることが出来たり、脇芽が出て、花の数が増やせたりします。

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病害虫対策について

植物を育てるにあたって、害虫と病気は付き物で、それとの戦いも必至です。菊もやはり同じです。

まず、菊の害虫の代表的なものが、アブラムシハダニです。

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アブラムシにはスミオチンやDDVP、ハダニにはケルセンなどの殺虫剤があります。
または、オルトランを予防的にまいて吸収させておくのも一つの方法です。

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そして病気も害虫と同じくらい悩みの種です。白色や黒褐色、淡黄褐色の小さな斑点が葉の裏や茎に発生するサビ病。白い粉が吹いたように糸状の菌が葉の表面を覆うウドンコ病

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これらは、梅雨時期に発病しやすいです。対処薬としては、ベンレートなどがあります。発病、発生してしまったら、薬剤で駆除や散布する方法、もしくはその部分を切り取ってしまうという対処をします。

けれども、薬剤を使用する場合は注意も必要です。同じ薬を使い続けると耐性が付いてしまい、効果がなくなってしまう場合があります。

最低3種類を準備して、ローテションして使用する方が効き目はあります。散布する時は、気温が低めの夕方にまくことと、風の吹いていない日を選ぶということも大切な点です。

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そして何より、薬をなるべく使わずに育てるための、予防法を考えるということが、いちばん安心で安全なことです。

そのためには、①日光によく当てて風通しを良くする。②極端な乾燥と多湿を避ける。③葉に土はねが付くと菌が繁殖しやすくなるので、不織布やワラを敷く。④木酢や竹酢液など自然のものを散布に使用する・・・などの予防策を試みてみましょう。

お供え花やお墓の切り花以外にも、花壇やプランターの彩りになる花です。ぜひいろいろな種類の菊を育ててみましょう。

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